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制裁

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制裁

1 - 第1話

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2024年09月16日

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今日は雑誌の撮影があり、初めての単独だった。表紙とグラビア撮影のふたつがあって思ったより終わりが遅くなった。でも現場が結構いい雰囲気だったからかそこまで疲れが出てきたわけでもなく、むしろ少し機嫌がよかった。そんな状態で帰る準備をしていると携帯の通話音が鳴った。何だと思って携帯を見ると珍しい人物の名前が表示されていた。


「…涼太から?」


俺たちは幼なじみだが…いや、だからなのだろうか。そこまで頻繁に連絡をとりあうことはない。トーク画面を見ると


『今日家来てもいい?』


と一言書かれていた。何故とか何でとか疑問がわいたが断る理由もないので


『いいよ』


とだけ返す。すぐに既読は着いたが返信は来なかった。まぁそんなもんだろうと解釈し、涼太が来る前に帰らないといけないので急いで帰る準備をして現場を出た。


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