黄くんと友達になってから他の人にはじめて話しかけられた
適当なこといって誤魔化したけど嫌だな
俺は関わりたくない
俺のこと理解して受け入れてくれる人はいない
仮に誰かに打ち明けるとしたらその後命を絶つと決めている時だろうね
長いようで短い1週間を終えて帰宅する
赤「….はぁ」
疲れたななんて思ってるとスマホに1件の通知がくる
黄くんからだ
黄 最近出来たカフェ明日行かない〜?
うげ、外いくの嫌いなのに…
まぁ、断る勇気ないけど、
赤 それって駅の近くのとこ?
黄 そそ
赤 明日暇だしいいよ
黄 ほんと?やったー
明日𓏸𓏸時に駅前でいい?
赤 いいよー
黄 じゃあまたねー!
赤 またね
赤「はあ、」
黄くんは俺に優しくしてくれる
いい人だけど俺は怖くて仕方ない
ずっと誰とも仲良くせずに来たから
犬耳のことがバレたらどうしよう。
赤「あ…」
そういえば、もうそろそろあれになるかもしれない
赤「いやだ…」
少し俺の中に流れる犬のものから1ヶ月に1度くらいの頻度で俺はよく分からないことになる
外行ったり勉強したりとかなんも出来なくて
ただただ寂しくて仕方ない
研究所の奴らは犬としての甘えたい気持ちがつもって起こることだと言っていた
自分が変になっていくようで怖い
友達も何もいないから1人で耐えるだけ
誰かに甘えるなんてこと出来やしない
みんなこの耳みたら気味悪がるでしょ。
赤「そろそろどうにかしないとな」
ずっと考えていた。こんな孤独になる体質の体なんて嫌だって
黄くんと仲良くなって本格的にどうにかしたいとおもった。
初めての友達でなんだか変な感じだ
俺が黄くんに依存する前に、
俺は消えなきゃいけない
赤「はぁ…」
「なんかもうやだな。」
友達が出来た希望とバレた感じる絶望
このふたつがぶつかる
とにかくすぐにはどうにかできない
さっさと寝てしまおう