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【夢の創造】
ここは僕の夢の世界。
僕の集めた魂も、夢に消された団長も。
全ては僕の手のひらで。
nk「あー、もうここまで来ちゃったんだ。」現実の俺はそう呟く。長い時間をかけて創った物語も幕を閉じる直前。
nk『現実という新たなショーに旅立ってほしい。』夢の俺は彼らに話す。
彼らは掴んだ。true endを。
彼らは夢から醒めた。そして俺はテントへ戻る。
戻った先には、死んでいたはずの団長がいた。
この物語が幕を閉じたから、全てはもとに戻ったのだ。
彼らが進んだ道のりも、彼らの犯した過ちも、僕らが演じた動きすらも。
僕ら6人の記憶に刻まれたまま
目視で語るモノは全てなくなった。
kr「これはどういうことだ…?」
団長が口を開く。
kr「なぜ俺はここにいる?なぜ今生きている?」
nk『それはあくまでも”演劇”だから。』
俺は団長の質問に対して的確な答えを返した。冷静に、淡々と。
kr「俺の夢はなんだったんだ!?」
団長が俺の胸ぐらを掴み、目には怒りが満ち、その奥に悲しみを感じながら叫んだ。怒り狂ったように。
nk『この世界は白昼夢。ただの現実の僕の夢だ。』
『この世界は創り物だ。』
kr「…は…?」
団長は俺の胸ぐらを離した。相当困惑しているようだ。
nk「僕は創造神だ。君がこの世界を自分の夢の世界と思っていたのなら、それは大きな間違いだ。」
俺は万年筆のインクを纏うようにして、ワイテルズのNakamu…つまり、現実の俺に姿を変えた。
そして、彼の犯した間違いを淡々と…、団長の手を取り回りながら説明した。
nk「さて…次はどんな物語を創ろうか…。雨と紫陽花に彩られた、罪人のための墓場…。」
HOTEL PETRICHOR…。
俺が次の物語を思いついた瞬間、団長はインクに囲まれ消えていってしまった。そしてこの世界…、DAYDREAM CIRCUSの世界も、インクに侵食されるようにし て端から崩れていく…。
俺が次の物語を創るまで、一度この世界は虚無に帰すことにしよう。