テラーノベル
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ぽろり、と涙が落ちる。
💙「お、おい……涼太?」
戸惑った声。
そっと、頭を撫でられる。
その優しさが、余計に涙を溢れさせる。
❤「俺……ずっと辛かった」
声が震える。
❤「翔太との距離、近いのに……遠くて」
❤「隣にいるのに、全然届かなくて」
❤「ずっと、自分の気持ち押し殺してた」
指先が、ぎゅっと翔太の服を掴む。
❤「だから……」
一度、息を吸う。
❤「やっぱり、“幼なじみ”の関係はやめたい」
💙「……涼太」
❤「恋人になってほしい」
まっすぐ、見上げる。
💙「……っ」
俺は思わず顔を近づける。
唇が触れそうになるーー
が、ぐっとこらえた。
💙「……今は、まだ」
💙「ちゃんと許されてからにする」
❤「翔太…」
💙「…ん?」
涼太はそっと顔を近づけ、
優しく、唇を重ねる。
ほんの一瞬。
💙「……涼太?」
❤「へへ」
少し照れくさく笑う。
❤「俺のファーストキスは、翔太だよ」
💙「……っ」
言葉を失った翔太の耳が、赤く染まっていく。
つづく。
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