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大学生の私は コンビニでアルバイトをしています
この日は先輩と2人で 深夜のシフトに入っていました
先輩
先輩
葵
葵
休憩中、ふと防犯カメラの 映像を見ると
中学生くらいの3人組が 来店していました
葵
レジにいる先輩を見ると 何度も頭下げる姿が 映っていました
葵
葵
レジに出てみると
男性が立っていました
葵
挨拶をすると、
おおいさん
そう言いました
葵
不気味なお客さんが 後ろを向いた隙を見て先輩が コソッと私に言いました
先輩
先輩に言われ、 私も思い出しました
店長
そう言われたことがありました
なぜ目を合わせてはいけないのか よく分かりませんでしたが 店長に言われた通り 気をつけるようにしました
おおいさん
おおいさんは無邪気な声で 私たちに話しかけました
おおいさん
おおいさん
とても奇妙な高音の声が 頭の中に響きました
先輩がお会計をしている間に 私が商品の袋詰めをしました
するとおおいさんは 冗談じみた声で、
おおいさん
そう言いました
先輩
先輩はおおいさんに そう返事をしました
おおいさん
チラッ)
おおいさん
先輩
おおいさん
おおいさん
そう言い残すと 小銭を置いて 商品は受け取り出ていきました
おおいさんが出した 小銭の中には
葵
小さな針金細工が 三つ置いてありました
翌日、おおいさんが 置いていった針金細工を 店長に見せました
店長
店長
店長
葵
返すまでは店で預かっておくと 店長は言いました
それからすぐに、 ある奇妙な現象が 目撃されるようになりました
おおいさんの針金細工は
夜になると 動き出すのです
この現象は何日も続きました 夜勤をしたスタッフは皆 目撃していました
三つの針金のうち一つは 日に日に動きが 小さくなっていきました
葵
ー数日後ー
葵
スマホを触っていると あれニュースが流れてきました
葵
葵
店のすぐ近くの交差点で 交通事故があったと 書かれていました
葵
22時になり 私は出勤しました
しばらくすると
ティロリン ティロリン)
忘れられない、 不気味な高い声が
おおいさん
店長
店長は小声でいました
葵
針金細工を握りしめた私は、 防犯カメラの映像を見てみました
葵
葵
首のない人間が 何かを探しているかのように 床を這いつくばっていました
おおいさんの手には、 首のようなものが ぶら下がっていました
何が起きているのか理解できず 恐怖でいっぱいになりました
1人接客をしている店長のことが 心配になり レジに向かいました
恐る恐る、おおいさんの 手元と足元を確認してみると
防犯カメラに 映っていたはずの人は いませんでした
おおいさんという人物の話を 他のコンビニで働いている 友達に話してみましたが 誰1人、知っている人は いませんでした
その名を知っているのは 私が働いている コンビニのスタッフだけ
近いうちに、バイト先を 変えようかと考えています
また、おおいさんが 来る前に
おおいさん
おおいさん
命 ち ょ Ⅰ だ い ?