テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
涼太
状況に混乱した
翔太はわざわざ 俺のベッドの布団に入ってきて
後ろから抱きしめてきたみたいだ
涼太
翔太
翔太
翔太は俺の背中に 額をくっつけて
ぼそぼそ話し始めた
翔太
翔太
翔太
翔太
翔太
涼太
涼太
涼太
翔太
翔太
翔太の腕に 力がぐっとこもる
翔太
翔太
涼太
涼太
翔太
翔太
翔太
翔太
翔太
涼太
翔太
翔太
翔太
涼太
翔太
翔太
そう言って 布団を抜け出そうとする翔太を
次は俺が抱きしめる番だった
翔太
涼太
涼太
涼太
涼太
翔太
翔太
翔太
翔太の抵抗が緩まったので 俺は手を放す
翔太は観念したように 続きを話し始めた
翔太
翔太
涼太
翔太
翔太
翔太
翔太
ブワッ.*:゚・。*゚・’゚:*。
母
母
母
翔太
翔太
パキパキッ!!.*:゚・。*゚・’゚:*。
やけくそで出た吹雪は 確かに威力はあったけど おかしな方向に飛んだ
母
母
母がこんなに厳しかったのは
母がとても強い妖怪だったことと 元々きつい性格だったことが 原因だろう
翔太
母
母
母
翔太
妹
キラキラッ.*:゚・。*゚・’゚:*。
母
母
母
妹
翔太
俺は隙を見て逃げ出した
きっと今も、母と妹は 俺がいなくて 幸せに過ごしているのだろう
翔太
翔太
翔太
涼太
涼太
知らなかった
幼少期から過ごした彼に 妖怪としてのそんな過去が あったなんて
翔太
翔太
翔太
翔太
翔太
翔太
翔太
涼太
涼太
涼太
違う…
もしかして、凍ってる…?
涼太
翔太
翔太
翔太
涼太
翔太
翔太
翔太
翔太
翔太
涼太
涼太
もう一度名前を呼ぼうとした 次の瞬間
ヒュゥゥゥッ!!.*:゚・。*゚・’゚:*。
涼太
咄嗟に吹雪から 顔を腕でかばうと
腕がパキパキッと 音を立てて凍った
翔太
翔太は無言で ただ泣いていた
その涙もすぐに 凍って氷の欠片になる
いつもと気配が違い 目もぼんやりと青く光っている
涼太
涼太
涼太
涼太
涼太
涼太
吹雪は一向に止まない さっき翔太が離れてしまったから
部屋の中で 俺達の間には距離がある
翔太
涼太
涼太
俺は吹雪の中に 意を決して突っ込んでいく
涼太
翔太
翔太
翔太が微かに声を出した
俺は震える指先で 翔太に触れる
涼太
涼太
涼太
涼太
そう言葉を投げかけると
翔太
翔太と確かに目が合って
雪や氷が 一瞬で溶けて消えた
涼太
涼太
あれ…?
目の前がぐるぐるして、
──
翔太
翔太
涼太
涼太
目を覚ますと 外はもう昼だった
涼太
涼太
ベッドから体を起こそうとすると 片腕が重かった
涼太
片腕に翔太が捕まって ベッドの傍で寝ていた
汗を大量にかいていて 少し苦しげな顔をしていた
涼太
翔太
翔太
翔太
翔太は 勢いよく起き上がったかと思えば
ふらっとよろけてしまった
涼太
翔太
翔太
暖房の設定を見ると いつもより数℃高くなっていた
俺の上にも たくさん毛布がかけられていた
翔太
翔太
翔太
翔太が力なく笑った
涼太
涼太
涼太
翔太
翔太
俺は暖房を切ってから 翔太に尋ねた
涼太
涼太
翔太
涼太
涼太
翔太
翔太
翔太
涼太
翔太
翔太
翔太
翔太
涼太
翔太
翔太
翔太
翔太
翔太の目はいつになく真剣で 俺はたじろいでしまった
涼太
ぬっし
ぬっし
ぬっし
ぬっし
ぬっし
ぬっし
コメント
5件
二人が尊いのはもちろんだが… シンプルに幼少期のしょっぴーが泣いちゃう描写が可愛すぎて…💕
結ばれてくれっ! てか、ほんとに翔太と雪って相性いい ほんとにそんな能力ありそう 舘さんも優しすぎるっ ほんとに神😇✨💕 最高っ! 舘さん頼むー! ゆり組繋がってくれっ!!!!