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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
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ドンドンッ

Sm

きりやんっ いるか?

Br

(あーッ!スマイルの匂いするー♪)

Sm

入るぞッ

玄関に向かって走る

Sm

ワァッ!でっか

Sm

きりやん犬飼い始めたのか

スマイルに気づいて欲しくてくるくる回る

Br

ワフッ(僕だよー)

Sm

懐っこい犬だなぁ…///

立ち上がってスマイルに抱きつくと 勢い余って尻もちをつかせてしまう

Br

クゥーン(ごめっ)

Sm

かわいいなこいつ

ワシャワシャワシャワシャ

もともと犬が好きなスマイルは嬉しいところを 知っていていっぱい撫でてくる

Br

ワンワンッ(あぁ~きもちいいー
たまらんッ)

物音で起きたきりやんが玄関に来る

Kr

んースマイル?おはよう
はやいね

Sm

おはよう 犬飼ったの?

Kr

まぁ…ってかそれぶるーく

Sm

は?

Br

ワフッ(そうだよ!)

Sm

…だからあんなくだらない奴を探していたのか

調べていたことと現状に合点がいったのか納得する

スマイルとは同じギルドに所属していたので 俺が探しているアイツの事を知っている

スマイルは情報収集などの諜報活動を得意としており 人探しはお手の物というところだ

Sm

お前ぶるーくだったのかー

Sm

だから俺にこんなに馴れ馴れしくw

Br

ワンッ(スマイルひさしぶりー)

Sm

いつまでも俺の上にいると
きりやんが怒るぞ

Br

ワンッ(興奮して忘れてたっ)

押し倒していた前足をどかす

Sm

ほらこれッ

メモを渡される

Kr

ありがとう助かる

Sm

いつ頃行くんだ?

Kr

すぐにでも行きたいが…
この距離なら夜襲したほうが
作戦としては良さそうだ

Sm

気をつけろよ

Sm

あいつは頭はアレだが
卑怯に関しての閃きと
準備は怠らないやつだから

Kr

おう

Sm

なにかあったら昔の誼みで
いくらでも手を貸す

Br

ワンッ(ありがとー)

Kr

さすがスマイル様様

ふざけているようだが眼鏡の奥の眼光は鋭い

ぶるーくと共にアイツの拠点に着く

Kr

一応対話を試みるが…
ぶるーくをこんなにした奴だ

Kr

俺が暴走するかもしれない

Kr

そしたら止めてくれ

Br

ワフッ(わかった)

Kr

ぶるーくはここに隠れててね

・ ・ ・

中の様子を探ったが どうやら一人でいるようだ

Kr

正面から行くか

ドンドンッ

Kr

おい、いるのか?

ガチャッ

ドアが開く

Mob

はっ ここまで来たのかよw

Mob

お前にとってあの犬が
そんなに大切だったかw

Kr

うるさい

Kr

無駄口を叩く前に
さっさと解除しろ…

Mob

そんなイキらなくてもw

ぶるーくが隠れている場所の反対側から 人影がゆらりと出てくる

Br

(僕の位置からじゃ間に合わない)

Br

ワンッ!(やんさん気付いて)

きりやんはぶるーくの声が聞こえた方に向いてしまう

・ ・ グサッ

カランッ ナイフは石畳に落ちる ・ ・

ナイフで脇腹を刺され きりやんはその場に崩れ落ちる

Br

(は?きりやんに何した!)

Br

(許さないッ!!!!)

Br

(絶対許さない!!)

瞬発力を上げ まず刺した方の喉笛を噛みちぎる

グゥッ゛と音のような声がして 液体を撒き散らしながら崩れる

間髪入れず Mobの方に振り向き同じように 喉笛を噛みちぎる

Mob

ヒューッ…ヒューッ……

バタリと倒れる

・ ・

ぶるーくに魔法をかけた者が亡くなり 変化魔法の効果が消える

人間の身体に戻ったぶるーくは 慌ててきりやんへ駆け寄る

必死に刺された場所を押さえる

Br

き…りやん起きて…

Br

きr…やん……

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