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寂しいのは愛を知ったから

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寂しいのは愛を知ったから

2 - 別れと出会い…②

♥

170

2024年03月06日

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微炭酸サイダー

はいどうも!

微炭酸サイダー

お久しぶりです!

微炭酸サイダー

久しぶりすぎて申し訳ない、w

微炭酸サイダー

それでは行ってみよ!

微炭酸サイダー

過去編!

H

H

…(?)

僕は物心つく前から孤児院にいた

H

誰もいない

独りでもこれっぽっちも寂しくなんてなかった

H

…だってずっと独りだもん、笑

H

いただきます。

孤児院職員

ほとけくんは向こうで食べて。

孤児院職員

他の子が怖がるから。

H

…はーい。

孤児院の先生も

孤児

こっち来んなよ化け物!

孤児

こっち来ないでッ!

孤児

…やだ、

H

うん、ごめんね、笑

そこに住む子供たちもみんな僕を独りにしてたから

H

僕が何したって言うの、?

本当は知ってる。

僕は今はもう無い

村の忌み子だから

H

水色から紫のグラデーションの髪

H

星型の模様

H

水色の目

H

…他の人とは容姿が違う

ただ、それだけ。

H

だから特別なにか能力を持ってるわけじゃない

H

ほんとにそれだけ、

H

ただ違うだけなんだよね、笑

H

ずっと独りだった

H

これからもずっと

H

独り、そう思ってたのに

??

きみがいむくん?✨️

H

え、?

まるで珍しいものを見たかのようにキラキラした目で見つめる君に出会ったんだ。

S

僕初兎!

S

よろしく!✨️

H

う、うん、?

僕を物珍しい目で見る人は多かった

H

(きっとこの子も他と一緒なんだ、)

だけど初兎ちゃんは僕のこと知ろうとしてくれたよね

S

なぁなぁいむくんはどこから来たん?

S

僕はなぁ〜関西から来たんやでー!✨️

H

知らない、記憶があるときからここに居たから、

S

へぇ〜!✨️

S

じゃあいむくんお兄さんやな笑

H

あは、はそんなことないよ、笑

孤児院職員

初兎く〜ん?

H

あ、早く戻りなッ、!

S

んぇ、?

H

いいからッ!

S

わ、分かった。

タッタッタッ💨

S

せんせ〜ここおるよ!

孤児院職員

もぉ!どこ行ってたの!

孤児院職員

こっちは来ちゃダメっていってるでしょ!

S

んぇ、なんでぇ、〜?

H

…ッッ

孤児院職員

いいからだめ!わかった?

S

…はぁーい。

H

きっともう会わないだろうな、笑

H

初兎ちゃん、可愛い子だったな。

きっともう会うことは無いとそう思っていたのに

次の日も

S

いむく〜ん!!

次の日も

S

なぁなぁいむくん聞いて〜!✨️

毎日、毎日初兎ちゃんは 僕の部屋に来た

S

いむくん〜いむくんと遊びたいよォ…

H

他の子と遊んできなよ、

S

いや!

S

いむくんがええのぉー!

H

んふッ笑

H

何それ笑

S

あ!笑った!✨️

H

え、?

S

今笑った!初めて見た!

H

…僕そんなに笑ってなかった、かな?

S

そう!嬉しい!えへへ、⸝⸝⸝

H

なんでしょうちゃんが照れてるの!笑

S

あははww

次第に僕は君が来るのを期待するようになった

H

初兎ちゃん、まだかなぁ…

だけど初兎ちゃんは僕と話すことで怒られちゃったよね。

孤児院職員

ーーー!!!‪💢

H

なんの声、?

S

…ッ

孤児院職員

ーー!!!!‪💢

H

初兎ちゃん、?

H

(壁に耳を当て)

孤児院職員

何度言ったらわかるの!

孤児院職員

ここは忌み子がいる部屋

孤児院職員

呪われてるのよッあの子は!!!

孤児院職員

規則を守れないなら出ていきなさいッ!‪💢

S

ッでも。!

孤児院職員

なに!文句があるの!?

S

…ごめんなさい、

孤児院職員

分かればよろしい。

H

…また、怒られてる、

この説教は、今日に始まったことじゃない。最近ずっと初兎ちゃんは怒られ続けてる

H

最近は体に痣作ってくるし、

きっと僕と話すことを気味悪がられているのだろう、

他の子達に虐められてるんだ

H

なんでそこまでして
僕と居てくれるんだろ

H

…おかしいよ、

毎日毎日、笑顔で僕に話しかけてくる初兎ちゃん

S

いむくんー!!

H

初兎ちゃん、

S

なんや暗っ?!

S

どしたんよ笑

H

…ううん、

H

なんでもないよ、笑

S

そか!笑

S

今日はなぁ〜w

H

www

ある日僕は初兎ちゃんに聞いたんだ、

H

ねぇ、初兎ちゃん、?

S

んー?

H

…なんで

僕に話しかけてくれるの?

S

そんなん、笑

この時なんて言ったと思う?

君は真っ直ぐな目で

S

いむくんは僕の友達やから!✨️

S

ひとりやとほら!寂しいやん?笑

H

ッ!

H

う"ッポロポロ

H

んぐッポロポロ

S

え、?!なんでなんで泣くん?!💦

僕はこの時産まれた時以来の涙を初兎ちゃんの前で流したと思う

いつの間に君が好きになってた。君がいなきゃ寂しく感じるようになったんだ。

だけどね、知らなかったんだ

僕が思う以上に 人間が愚かで残虐な 生き物だってことに

H

…初兎ちゃん遅いな、

がしゃッッッッッん!!!!

H

え、?

H

なんの音、

大きな音と共に外から悲鳴が聞こえた

H

…なに、なに、

H

怖いッッ…

H

初兎ちゃん、ッ…

外の騒ぎも収まり少し経ったあと

ガチャッ🗝

H

ん、?

S

あ、いむくん、笑

H

は、

H

ちょッ、!どうしたのその傷ッッ!!

S

あ~これ、?

S

これは、…()

気まづそうに目を逸らす

H

…そういうこと、ね、

僕は察してしまった

H

初兎ちゃん、

S

H

虐められてるんでしょ、?

S

…そんなことッないで、?笑

作り笑いをして引き攣る君の口元

H

嘘つきッッ!僕に会う度痣作って来る癖にッッッ!

S

やからッ、!

S

ッ…ポロポロ

額に涙が零れる、下唇を噛み堪えようとする初兎ちゃんを僕は見てられなかった

H

ッッ…

H

ばッかじゃないのッポロポロ

S

え、?

H

僕なんかと居たらッ初兎ちゃん虐められるに決まってるでしょッッ!

S

なんでッ、?

H

なんでッて、

H

それはッ、!

S

いむくんが、"忌み子"やから、?

H

…、!

S

話しかけてるだけやのにッ

S

なんであかんの、?

H

ッッ!

問いかける優しい声、僕の大好きで、大切な人、そんな人につけられた消えない傷

H

それ我慢してまで僕といる理由なんてッッ…

いむくんが 好きやから。

S

それじゃあかん、?

H

だってッ…!

S

僕は全然気にしてへんよ、?笑

H

そう言って笑う君に僕は 胸がギュッと締め付けられた

H

そして僕は

H

ここを出ていくことを決めた

H

独りで生きていくために

H

毎日ボロボロになってまで僕と話してくれる

H

優しい初兎ちゃんにこれ以上

H

傷ついて欲しくなかったから。

H

だから、ッ

H

じゃあね、初兎さん。

S

待ってッッ!

S

いむくんッッ!!ポロポロ

H

今まで、ありがと、笑

H

…じゃあね。

S

いやッ嫌だッ!!

孤児院職員

暴れないでッ初兎くん!

S

離せッッ離してやッッ!!ポロポロ

S

行かんとってッッ…ポロポロ

泣きじゃくる君 伸ばすその手を無視して 僕は進んでいった

暗い闇の中へと

H

…暗ッ、笑

H

これからどうしようかな。

??

ねぇねぇなにしてんのこんなとこで

H

え、誰?

??

失礼なガキやな、!w

??

こんな夜中にどしたん。

??

迷子か?

H

え、いや迷子じゃない、けど。

??

ん、?

H

家がなくて、笑

H

なんの計画も無しに施設出てきたから

H

…どうしようかなって、

??

あ~君訳ありなんやなw

H

まぁ、そうだと思うけど…

??

ん、てかそんなフード深く被っとったら不審者やと思われるで?

H

あ、えと、

??

顔みして?

H

あ、あの、…ッッ

見られたらどうなる、?殺される、?

また、きっと"独りだ"

??

フード退かすで、?(スッ)

H

ッッいやッッ!

??

おわ、

H

あ、ごめんなさ、

??

なんや、そんな嫌やった、!?

??

それはごめんな、?

??

確か家がない言うたな?

H

…(コクッ)

??

じゃあ俺ん家くる?w

H

え、あの。

H

大丈夫です、

H

僕と居るといいことないんで、笑

そうだ、僕と居たらまた誰かが傷つく この人だって親切な人だからきっと

??

ふーん、

??

んじゃ今日だけ

H

へ、?

??

流石にこのままここに置いて帰る訳にも行かへんし

??

俺とおるん嫌なら明日には出てったらええよ。

??

どう?

H

…わかりました、

H

お世話に、なります、

僕は知らない人に拾われた

この作品はいかがでしたか?

170

コメント

1

ユーザー

続き楽しみです!♩✧

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