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微炭酸サイダー
微炭酸サイダー
微炭酸サイダー
微炭酸サイダー
微炭酸サイダー
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僕は物心つく前から孤児院にいた
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独りでもこれっぽっちも寂しくなんてなかった
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孤児院職員
孤児院職員
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孤児院の先生も
孤児
孤児
孤児
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そこに住む子供たちもみんな僕を独りにしてたから
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本当は知ってる。
僕は今はもう無い
村の忌み子だから
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ただ、それだけ。
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まるで珍しいものを見たかのようにキラキラした目で見つめる君に出会ったんだ。
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僕を物珍しい目で見る人は多かった
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だけど初兎ちゃんは僕のこと知ろうとしてくれたよね
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孤児院職員
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タッタッタッ💨
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孤児院職員
孤児院職員
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孤児院職員
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きっともう会うことは無いとそう思っていたのに
次の日も
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次の日も
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毎日、毎日初兎ちゃんは 僕の部屋に来た
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次第に僕は君が来るのを期待するようになった
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だけど初兎ちゃんは僕と話すことで怒られちゃったよね。
孤児院職員
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孤児院職員
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孤児院職員
孤児院職員
孤児院職員
孤児院職員
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孤児院職員
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孤児院職員
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この説教は、今日に始まったことじゃない。最近ずっと初兎ちゃんは怒られ続けてる
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きっと僕と話すことを気味悪がられているのだろう、
他の子達に虐められてるんだ
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毎日毎日、笑顔で僕に話しかけてくる初兎ちゃん
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ある日僕は初兎ちゃんに聞いたんだ、
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僕に話しかけてくれるの?
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この時なんて言ったと思う?
君は真っ直ぐな目で
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僕はこの時産まれた時以来の涙を初兎ちゃんの前で流したと思う
いつの間に君が好きになってた。君がいなきゃ寂しく感じるようになったんだ。
だけどね、知らなかったんだ
僕が思う以上に 人間が愚かで残虐な 生き物だってことに
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がしゃッッッッッん!!!!
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大きな音と共に外から悲鳴が聞こえた
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外の騒ぎも収まり少し経ったあと
ガチャッ🗝
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気まづそうに目を逸らす
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僕は察してしまった
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作り笑いをして引き攣る君の口元
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額に涙が零れる、下唇を噛み堪えようとする初兎ちゃんを僕は見てられなかった
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問いかける優しい声、僕の大好きで、大切な人、そんな人につけられた消えない傷
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いむくんが 好きやから。
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そう言って笑う君に僕は 胸がギュッと締め付けられた
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孤児院職員
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泣きじゃくる君 伸ばすその手を無視して 僕は進んでいった
暗い闇の中へと
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見られたらどうなる、?殺される、?
また、きっと"独りだ"
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そうだ、僕と居たらまた誰かが傷つく この人だって親切な人だからきっと
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僕は知らない人に拾われた