ぬし
ぬし
ぬし
第五話です! 🚫吸血音入ります🚫
大丈夫な方だけどうぞっ!!! ↓↓↓
ころちゃん
さとみくん
さとみくん
数十秒前からいつもより長い時間俺の首に執着しているころんの肩を掴み、離そうとするが全然離れない…。
さとみくん
バタバタ暴れて奮闘していると、無線が胸元で電子音を放った。
さとみくん
無理やり引き離すところんはあからさまに口を尖らせる。
ころちゃん
…何言ってんだこいつ (仮にもヴァンパイアハンターが)
さとみくん
ころちゃん
ころちゃん
さとみくん
小さく舌打ちしたが都会の街中で聞こえるはずもなく、ころんは欠伸をして俺のいたところに立っていた。
〜槻ノ宮高校〜
数分走ると槻ノ宮高校が見えた。俺ところんが卒業した、優秀なヴァンパイアハンターの見習いを沢山輩出している名門校で、今は弟達が通っている。
さとみくん
そう無線で指示すると、校内の至る所から銃声が聞こえてくる。
さとみくん
さとみくん
うずくまっている女子と、その横でおろおろしている女子を見つけすぐに駆けつける。
さとみくん
モブ生徒
スカートから覗く膝から赤い血が滲んできていた。
さとみくん
さとみくん
モブ生徒2
モブ生徒
夢中で彼女たちを避難させると、後ろでカツンと足音が鳴った。
さとみくん
銃口を向けた先にいたのは…… 見慣れた先輩たちだった。
春原
長谷川
犬堂
さとみくん
さとみくん
ヴァンパイアなだけあって整った顔に、さっきの女子二人はキャーキャーいっている。
春原
春原
実はこの銃、ころんから昔貰ったんだった……!!匂いまでわかるなんて!
さとみくん
春原
モブ生徒
モブ生徒2
そうだ。後ろの女子達怪我してるんだった…。
さとみくん
するといきなり、首筋を指でなぞられた
さとみくん
春原
先輩は手についた血をぺろっとひとなめする。
さとみくん
プツ…ッ
手のひらに鋭い感覚が走った!
さとみくん
さとみくん
傷口から滲み出てきた血を舐めとられる感覚に身体を震わす。
春原
どうつもこいつもヴァンパイアは力が強くて掴まれた右手がびくともしない…。
さとみくん
そう不覚にも呟くと、次の瞬間切り離すように間に小柄な影が入り込んだ。
ころちゃん
ころちゃん
さとみくん
さとみくん
ころんは嘲るように、眉を下げてくすくす笑いながら尻餅をついた先輩たちの方へ近づいていった。
春原
春原
ドォン!!!
するといきなりころんが銃を上に向け、発砲した。
でかい音に思わず身体を震わす。
さとみくん
ころちゃん
慌ててころんの腕を掴んで引き寄せると、ころんは余裕そうに言った。
さとみくん
俺はころんをひと殴りすると、すっと立ち上がって先輩達の方に向き直った。
さとみくん
俺は動揺が顔に出ないように、ころんの腕を掴んだまま会釈した。
ころちゃん
ころちゃん
ころちゃん
くそっ…なんでこいつはいつも余計なことを!!💢
春原
ぽんっ(肩を叩く
春原
さとみくん
先輩たちが校外に出て行ったと同時に、ころんが俺にずいっと詰め寄る。
いつもは少し垂れてる瞳を少々つりあげて睨まれる。
ころちゃん
ころちゃん
ころちゃん
さとみくん
ころちゃん
ころんは整った童顔に嘲るような笑みを浮かべて、くすっと笑う。
さとみくん
そう言うころんを俺は下目で睨む。
ころちゃん
さとみくん
さとみくん
そこまで行ったところで口籠る
薄ら笑いを浮かべるころんをみて…
さとみくん
ころちゃん
ころちゃん
ぬし
ぬし
110タップおつかれ様でした! そして次は第六話です
もううざいモブせんぱい野郎は出てこないので安心してください❗️♡