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黒猫ユカですやん
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一ノ瀬みるく @微 浮上中
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裏切り者は、笑った__。
第四話 秘密
翌日。
教室。
あっきぃ
まぜ太
あっきぃ
まぜ太
あっきぃ
まぜ太
けちゃ
いつもの会話。
いつもの笑顔。
だけど。
あっと
あっとだけはまぜ太を見ていた。
昨日のこと。
『ほっといて』
あの言葉が頭から離れない。
昼休み。
まぜ太はまた教室を出た。
ちぐさくん
けちゃ
ぷりっつ
あっと
あっとは立ち上がる。
あっきぃ
あっと
そのまま教室を出た。
廊下。
少し離れた場所に、 まぜ太の姿が見えた。
あっとは気づかれないように、後を追った。
すると。
校舎裏。
まぜ太が立ち止まる。
そしてスマホを取り出した。
ブルッ
通知音。
まぜ太の表情が一瞬で曇る。
まぜ太
なにか打つ。
その顔は苦しそうだった。
見たことない顔。
あっとが近づこうとしたとき。
まぜ太が突然振り向いた。
まぜ太
あっと
目が合った。
数秒の沈黙。
まぜ太
あっと
まぜ太
あっと
まぜ太は目を逸らした。
あっと
まぜ太
あっと
少しだけつよい口調。
でも。
それは怒りじゃない。
心配だった。
ただそれだけだ。
あっと
まぜ太は固まる。
一瞬だけ。
本当に一瞬だけ。
泣きそうな顔をした。
でもすぐに笑う。
まぜ太
まぜ太
冗談ぽく言う。
だけど。
その笑顔はどこか苦しかった。
あっと
まぜ太
そう言って歩き出す。
あっとは追いかけなかった。
追いかけられなかった。
何かがおかしい。
でも、 わからない。
その日の夜。
まぜ太の部屋。
スマホの画面。
『監視を続けている』
『余計なことを話すな』
まぜ太の手が震える。
机の上には、 6人で撮った写真。
文化祭の日。
みんな笑ってる。
楽しそうに。
幸せそうに。
まぜ太は写真を見つめた。
そして。
小さくつぶやく。
まぜ太
まぜ太
写真を握りしめる。
その目には、 少しだけ涙が浮かんでいた。
翌朝。
学校へ向かう途中。
ませ太は違和感を覚える。
まただ。
誰かに見られている。
振り返る。
そこには。
黒いパーカーの人物。
前と同じ人影。
そして。
その人物はゆっくりと笑った。
まぜ太の顔から血の気か引く
次回 始まり
続く
コメント
1件
あっとの「俺じゃ頼れないか?」にグッときた…。普段は軽いノリのグループなのに、あっとだけはまぜ太の異変に気づいてて、でも追いかけきれないもどかしさが切なかった。ラストの黒パーカー再登場で一気に緊張感が走ったよ。次が気になりすぎる…!