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雪村 麻耶🦇🩷 。🦅🖤
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第十一話
『手助け』
START
北斗
階段の踊り場で、俺は観念して小さく呟いた
慎太郎の真っ直ぐな目を前にしたら、これ以上嘘をつき通すなんて無理だった
北斗
口に出した瞬間、心臓が痛いくらいに跳ね上がる
慎太郎は一瞬、目を丸くして驚いていたけれど、次の瞬間には「ニシシ!」と、今日一番の爆発的な笑顔を咲かせた
慎太郎
北斗
北斗
慎太郎
頼もしすぎる親友の言葉に救われながら、俺たちはなんとか4時間目の理科室に滑り込んだ
しかし、本当の試練はここからだった
慎太郎
実験机で隣同士に座った途端、慎太郎が教科書で口元を隠しながら、目をキラキラさせて話しかけてくる
先生は黒板に化学式を書き始めたばかりだ
慎太郎
慎太郎
北斗
北斗
慎太郎
北斗
「キス」というワードに、俺は思わず顔を真っ赤にして声を荒らげそうになる
それを、慎太郎はニヤニヤしながら楽しそうに見ている
慎太郎
慎太郎
慎太郎
北斗
慎太郎
授業中だというのに、慎太郎の恋愛尋問は止まらない
完全に目が輝いている
慎太郎
慎太郎
北斗
北斗
必死に前を向いて無視しようとするけれど、慎太郎は「ねぇってばー」と俺の制服の袖をぐいぐい引っ張ってくる
その時、黒板の方からコンコン、と鋭くチョークの音が響いた
先生
理科の先生が、メガネの奥の目を光らせてこちらを睨みつけていた
教室中の視線が一斉に俺たちに集まる
北斗
俺が慌てて俯くと、慎太郎は全く動じない調子で、頭の後ろで手を組んで笑った
慎太郎
慎太郎
先生
慎太郎
先生にバシッと叱られ、周りのクラスメイトからもクスクスと笑い声が漏れる
慎太郎は頭をペチッと叩きながら「わりぃ、わりぃ」と小声で俺に謝ってきたけれど、その顔はちっとも反省していなくて、むしろ楽しそうだ
机の下で、慎太郎が俺に向かってこっそり親指を立てて「放課後、頑張れよ!」とジェスチャーを送ってくる
北斗
呆れ果てながらも、俺の胸の奥はさっきよりずっと軽くなっていた
おかげで、放課後の図書室へ向かう恐怖は、少しだけ「期待」に変わっている
♡ 💬 待 っ て ま す ⌒ ♪
コメント
7件
慎太郎。 お前こっち側だったんだな 語るか((
慎太郎いい人だぁ。゚( ゚இωஇ゚)゚。 人生の重大な化学反応 は天才すぎる笑
人生の重大な化学反応がちでいい‼️‼️笑笑笑 流石に今回も天才すぎました💓💓