「お兄ちゃんがおかしいの」
結衣
現在AM.2:24
謎の音と共に目が覚めた
変な音がする
結衣
結衣
結衣
そう思って彼女は音を立てないようにドアを開けた
その変な音は隣の部屋らしい
ぐちゃ
ぐちゃ
結衣
結衣
微妙に開いているドアの向こうを覗いた
そこには
血塗れになったお兄ちゃんが何かを食べていた
結衣
驚いて後ずさりをした
とりあえずトイレ行こう!!!!
行かなきゃ
結衣
結衣
そしてトイレに向かった
用を足して落ち着いてからトイレットペーパーを引っ張る
ビリッ
ほっとしてトイレを流した
結衣
そう思いながらドアを開けた
結衣
そこには「お兄ちゃん」がいた
兄
結衣
結衣
兄
結衣
躊躇いもなく彼は私に包丁を振った
結衣
バタッ
兄
兄
俺には彼女がいた
素っ気ないけど可愛い彼女だ
でも最近素っ気ないどころか冷たいんだ
しかも
「別れよう」だなんて
冗談でもやめてくれ
だから、俺はあることをした
兄
兄
兄
兄
そして衝動的に殺してしまった
だから、夜中、死体を隠蔽するため
食べていた
兄
兄
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