自分は生まれた時からずっと此処にいる
だから、外の景色や、色々な事を…僕は知らない
管理人
管理人
そう、僕はペットとして売られている
この、“星無”と言う名前も…この男に付けられた
まぁ、此奴は僕の、管理人って言ったらいいのかな…
管理人
星無
バッ
思いっきり、カーテンを開けた音が響き渡る
客)ザワザワ どれにしよう… ザワザワ
管理人
管理人
星無
その間、僕は何してるかって?
笑顔という、“仮面”を被るんだよ
”売れる為“にね
じゃないと、手首に付いてる、機械から電流が流れる…
それがとても痛いんだ…
客)この子良くない?ザワザワ
星無
僕は以外と、目を付けられる……
けど、
売れない…
それは…
ヒュ~ン(風が吹いた)
星無
ヒラッ(顔を隠していた紙が捲(めく)れる)
客)え、きも…ザワザワ
星無
顔の紙を急いで直す
管理人
そう…何故、顔に紙を貼っているか…
それは、
片方の目だけ…白眼が黒く染まり…黒目は、赤く染まっているからだ…
だから周りには…
客)“惨めで呪われた子”ね…ザワザワ
ってよく言われる、笑
何…そんな事…もう慣れてるから…
数時間後
管理人
管理人
シャー
そして、静まり返った部屋に、カーテンを閉める音だけが響く
因みに、此処にいるのは僕だけじゃない…
沢山いるんだ…600人以上ね…
じゃあ、何故静かかって?
それは…自分達の部屋は正面はガラス張り真横は…全て、鉄で出来ている
だから、どんなに叫んでも届きやしないや…
まぁ、叫んだら電流が流れるだけだけどね…
管理人
星無
管理人
星無
パチンッ“!
星無
管理人
管理人
”別に◯んでも構わないんだぜ笑?“
星無
管理人
管理人
”商品なんだから“
星無
管理人
管理人
星無
管理人
星無
管理人
管理人
ドンッ“
はぁ…
此処から出たい…
変な不安に満たされたいんじゃない…
もっと…暖かい…
優しさで満たされたい…
誰か…僕を…
満たして…
コメント
7件
すき〜
新しい話だ〜✨✨✨✨管理人うざ〜!ボッコボコにしよ!ホント最高!続き楽しみに待ってます!🫡🫡