高本 さやか
高塚 葵
中本 真理亜
高本 さやか
中本 真理亜
高本 さやか
中本 真理亜
中本 真理亜
高本 さやか
中本 真理亜
高塚 葵
中本 真理亜
高塚 葵
高塚 葵
高本 さやか
高塚 葵
6年3組に仲良しな3人がいたの
みかんちゃんと友梨香ちゃんと香菜ちゃん
ケンカは一切しなかったの
遊ぶ時も叱られる時も3人はいつも一緒
いつも楽しい日々を送っていたわ
でもそんな日々はあっという間にすぎたの
香菜ちゃんが遠くの方へ引っ越すことになった
そのときは三人ともたくさん泣いたわ
そのときはね
香菜ちゃんが引っ越して三日後
友梨香ちゃんが本音を出したの
「なんか気持ちが軽くなったわー」
その一言にみかんちゃんはピンときた
「なんで?」
「香菜ちゃんがいると気を使わないといけなかったから息苦しかったのよ」
みかんちゃんは驚いたわ
いつも三人で笑いあった日々
喧嘩もしなかった
そんなのは全部演技だったの?
本当の気持ちじゃなかったの?
それを考えると腹がたってきた
みかんちゃんの顔は変わったわ
いつもは落ち着いた顔立ちで誰にでも優しい
でも友梨香ちゃんの一言でみかんちゃんは顔色を変えた
「そんな子だったなんて…」
「どうしたの?」
友梨香ちゃんが手を伸ばそうとしたとき
みかんちゃんはその手を振り払いた
「え…」
「もう…切る」
みかんちゃんは小さな声で何かを言った
もう縁を切る
友梨香ちゃんにはそう聞こえた
友梨香ちゃんは夜も眠れなかった
そのとき
窓がかすかに空いた音がしたわ
誰かが友梨香ちゃんの部屋に入ってきたの
友梨香ちゃんは恐る恐る窓の方を見たの
そこに居たのはみかんちゃんだった
「え!?」
思わず声が裏返る
みかんちゃんは何かを持っていた
見ると包丁を持っていたの
「みかんちゃん…?」
みかんちゃんはゆっくりと近づいてきたわ
「なんで…?来ないで!」
「だって言ったでしょう?」
「もう首を切るって」
あの時みかんちゃんが言ったのは
もう首を切るって言ったの
裏切られた憎しみで
もう喋れなくしたかったの
みかんちゃんはすばやく包丁を振りかざしたわ
高塚 葵
中本 真理亜
高本 さやか
中本 真理亜
中本 真理亜
高塚 葵
高本 さやか
高本 さやか
高塚 葵
高本 さやか
高塚 葵
中本 真理亜
高塚 葵
中本 真理亜
高塚 葵
高本 さやか
高本 さやか
中本 真理亜
高塚 葵
高本 さやか
中本 真理亜
高本 さやか
高塚 葵
中本 真理亜
高本 さやか
数十分後
高本 さやか
中本 真理亜
中本 真理亜
高本 さやか
女の子
高塚 葵
高塚 葵
女の子
高本 さやか