僕はこの時を境に日常に“非”がついた
世界の裏に眠る不気味な世界に迷うなんて…
コトハ
まじでどうしよう
確かここにはとんでもない化け物が居たはずだから
遭遇したら確実に死ぬ…
僕は一度、近くを徘徊しているかもしれない化け物から隠れるために壁の影に隠れた
一度状況を整理しよう…
まずここはどこかだ
黄色い壁紙に、うるさい蛍光灯のハム音迷路みたいな構造だから
ここはほとんどの人が最初にたどり着く”ロビー“だ
ここは階段か穴から出られるはずだったけど
コトハ
コトハ
そう考えた後、僕は出口を見つけるために歩き始めた
タッ…タッ…
自分の足音がとても響くほどに静寂だ…蛍光灯のハム音を除いて
そんなことより次は、化け物に遭遇した場合だ
この場所で遭遇する可能性があるものは
“手足がツルみたいなエイリアン”と“人面犬”だ
人面犬の詳細は知らないけど、エイリアンの方は制作動画で見たことがある…
まあ、創作映画だから実際そうかって言われても何も言えないけど
エイリアンはかなりの頻度で遠吠えを発し、足の速さもギリギリ逃げれるぐらいだったから まだ一旦置いといても大丈夫そうだ
けど人面犬は犬だから逃げれるか…
すると道の道中であるものを見つけた
コトハ
“アーモンドウォーター”だ!
ここに迷い込んだ人達がお世話になる便利回復アイテム!
精神力が安定するらしい…が
コトハ
何度でも言うが、記事と全く同じとは限らないからね…
コトハ
アーモンドウォーターを4個ほど貰った
大体250ml缶ぐらいの大きさだらポケットに結構入る
そうしてまたいつまで続くか分からない道を歩いた
コトハ
蛍光灯の数が少なくなってる
ハム音が小さくなっているが逆にあって欲しいほどに不気味だ
コトハ
けど進まないと!
コトハ
何だ!?この気配は?
と言うかさっきから誰かに付き添われているような…
ま、まさか化け物!?
けどエイリアンにしては静かだし、人面犬にしても気配がデカすぎるし…
…一刻も早く脱出を目指さないと…
コトハ
よく見えないが、壁に何かが書かれている?
“こっち”だってー?
なんか罠ぽいな…
けど従ったほうが生存率は上がるが…
どうすべきかな…
コトハ
コトハ
コトハ
何て不気味な絵だ…
暗すぎてすぐには見えなかったが…
ん?この絵の周りに文字が…
help、no、やめろ、こっちへ…くるな?
それを見た瞬間、理解した、そして振り向いた
コトハ
記憶に裏切られた気分だ
こいつ、音を出さないようにしゃがんでいて…自分の血液で誘ってやがった
そしてそいつの姿は、つたのような手足…
僕が振り向いた瞬間、化け物が立ち上がりこっちに向かったきた
グゴオオオオオオオアアアア
う、うるさすぎる…!
化け物の咆哮をもろに受け、しゃがんでしまった
コトハ
化け物の鉤爪が僕の右腕に一本刺さった!
コトハ
まるで一点に溶岩をかけられたほど焼けるようで痛かった
再び化け物がこちらに向かって鉤爪を立てた
僕は咄嗟に避け…
うまく化け物の死角に入った
コトハ
やばい、逃げないと!
追記 改変や他のバックルーム系を取り入れています
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