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今日(?)は連載も短編集も 投稿ありがとうございます!! ガーベラの花をもともと全然 知らなくて, でも調べてみると花言葉とかも 色や本数でいろいろ違って。 桃くんは生きることに 希望を持っていなかったけど, 青くんがいてくれたことで 希望を持ったのかなって...! 花言葉っていいですね( ¨̮ )❥❥
花火大会
昨日までは雨の予想だったけど夕方から晴れマークに変わってた
今日は花火大会
夕方になってから俺は家を出た
手ぶらで行くのは気が引けたから花屋によった
花屋のばっちゃん
赤
花屋のばっちゃん
赤
花屋のばっちゃん
赤
そしたらおばさんがにっこりとした顔で
花屋のばっちゃん
赤
本数なんてべつになんでもよかった
俺は代金を払い店を出た
ころちゃんの病室の前で俺は固まる
数分後意をけして扉を開けた
青
めちゃくちゃ優しい笑顔で迎えてくれた
赤
青
赤
俺は弱々しく言った。
怖くてころちゃんの顔は見れない、
青
赤
でも、ころちゃんの言うとうりだった
俺は自分が発した言葉で自分が傷ついてた
ころちゃんだけじゃなくて俺も俺自身を傷つけてた
青
青
赤
青
って言ってころちゃんはスケッチブックを開いた
赤
青
赤
ころちゃんはまた絵を描き始めた
赤
青
赤
青
青
あっ!!!と叫ぶころちゃんと同時に花火が上がった
赤
ころちゃんは何も言わずただ黙って外を見ている
その横顔を見て俺はびっくりした
…なんで泣いてるの、?
青
俺の視線に気づいたのか目元を拭いた
青
青
青
赤
青
俺は目線を外に戻した
それから2人は無言でじいいっと花火を見つめた
赤
青
と、力なく言う
赤
青
俺は腕時計を確認すると面会時間ギリギリだった
赤
赤
青
青
赤
夏休みが終わって二週間後
ころちゃんからさとみくんの墓参りに付き合って欲しいと言われた
俺たちは花屋に待ち合わせした
もちろん、行きつけの花屋だ
花屋のばっちゃん
青
赤
青
青
花屋のばっちゃん
おばあさんはニコニコしながらガーベラを手に取った
赤
赤
青
花屋のばっちゃん
花屋のばっちゃん
青
頭を小さく下げ店を出た
青
赤
目の前にはただの石しかないのに、何故か落ち着く
青
花立にガーベラ三本を挿し、線香に火を付けた
青
目を開けると独り言のように言っていた
赤
赤
青
青
ころちゃんはあっさりと墓石に背を向け歩き出した