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君が好きでした。1

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君が好きでした。1

第1話 - 君が好きでした。1

140

2019年03月26日

#恋愛

#青春ストーリー

#嫉妬･やきもち

ℳ＿♛︎♡

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140

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君が好きでした。1
#1 君が好きでした。1 / ℳ＿♛︎♡

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4月9日

私は高校生となった。

瑠珠

やったー！杏美と同じクラスー！！

杏美

やったー！！

瑠珠

あっ！

星海

おっ、おはっ

瑠珠

おはよー！！

杏美

はじめまして

瑠珠

あれ？杏美ってはじめましてだっけ？

杏美

そうだね

瑠珠

私の幼馴染！

瑠珠

幼稚園から一緒なの

杏美

すごいね！

杏美

じゃあ高校は？

瑠珠

偶然！

瑠珠

だよね？

星海

まさかお前がこの高校に来るとは…

瑠珠

ちゃんと勉強したんですぅ（笑）

杏美

（笑）

瑠珠

一緒に勉強したもんねー

杏美

うん（笑）

星海

（笑）

そして、この出会いがあるきっかけとなった。

杏美

瑠珠ー

瑠珠

ん？

杏美

今日一緒に帰ろ！

瑠珠

うん！帰ろ！

瑠珠

あとね！

瑠珠

奏楓と星海も！

杏美

えっ、そうなの？

瑠珠

いや？

杏美

いいけど

瑠珠

家ね、私達と近いんだよ

杏美

そうなの？！

瑠珠

そう！

杏美

へー

瑠珠

だから、ね？

杏美

うん！

そして帰宅時…

瑠珠

よーし、帰ろー

星海

おうけぇー

奏楓

おっけー

杏美

うん

瑠珠

どうしたの？

杏美

いや、別に

杏美

仲いいなーって

瑠珠

うちらも仲いいじゃーん！

杏美

そうだけどさぁ…

瑠珠

もー、ほら

杏美

わっ！

瑠珠

手組もー

星海

おいおい、そこでイチャイチャすんなよ

奏楓

それなぁw

瑠珠

いいじゃん別にぃー

瑠珠

もしかして羨ましいのー？

杏美

えー？そんなことないでしょ

瑠珠

だねwww

帰宅し、ラインで…

瑠珠

ねえ

杏美

ん？

瑠珠

星海に会ったでしょ？

杏美

うん

瑠珠

だから言うね

杏美

うん

瑠珠

私ね、ずっと前から星海が好きだったの

杏美

えっ？

杏美

そうなの？

瑠珠

杏美も？

杏美

いや、違うけど

杏美

幼馴染を好きになるっていいね！

瑠珠

ほんと？

瑠珠

ありがと！

杏美

うん！

瑠珠

星海モテるから自信ないなー

杏美

www

瑠珠

でもまあ、いつか告白する！

杏美

告白って恥ずかしいよねー

瑠珠

だねー

杏美

相手から告白してきたらいいのにw

瑠珠

ねー

瑠珠

それだったらまだ楽

杏美

ねー

瑠珠

ねー

このときはまだ知らなかった

あんな気持ちになるなんて…

杏美

おはよー

瑠珠

おはー

杏美

何その髪ー？

杏美

イメチェン？

瑠珠

まーね

瑠珠

星海、髪くるんの方が好きってさー

杏美

くるん？

瑠珠

そう

瑠珠

杏美は元からくるんだよね

杏美

これでくるんなの？

瑠珠

そうでしょ！

杏美

そうかぁー

瑠珠

星海のタイプだね！

杏美

もー！そんなこと言わないでよー

瑠珠

www

星海

おっはよー

瑠珠

おはー！

星海

おっ、なんで髪くるくるなの？

瑠珠

てへっ

瑠珠

バレた？

星海

バレるだろ

瑠珠

まあ、ねー

杏美

うん（笑）

星海

あっ、今日も一緒に帰るか？

瑠珠

いいよー

瑠珠

杏美も？

杏美

えっ、私は…

瑠珠

帰ろーよ

杏美

今日実は部活で色々しなきゃいけなくって

瑠珠

マネージャーだから？

杏美

そう

杏美

だから、先帰ってて

瑠珠

おっけー

星海

ごめん、俺も用事思い出したわ

瑠珠

えっ？そうなの？

星海

ごめん

星海

奏楓と帰ってて

瑠珠

りょー

杏美

ごめんね

瑠珠

いいよぉー

そして…

杏美

ふー

杏美

始めよー

杏美

まずは洗濯干さないとなー

星海

よっ！

杏美

あっ、星海さん

星海

星海でいいよ

杏美

あの、どうしてここに？

星海

手伝いに来た

杏美

えっ？

杏美

いいです！

杏美

そんな…

星海

あん時言ってたじゃん？

杏美

はい…

星海

俺と同じ部活だし手伝おうかなーって

杏美

あっ、そうでしたね

星海

だからさー

杏美

ありがとうございます

星海

意外に野球部のマネージャー少ないんだな

杏美

そうですね

杏美

一年生は、私だけですね

星海

バスケとかが人気かな？

杏美

そうですかね（笑）

星海

2年は多いのにな

杏美

ですね

星海

まー、頑張ろ

杏美

ありがとうね

星海

全然

杏美

（笑）

そこから仲良くなった

杏美

昨日はありがとね

星海

おう

杏美

一緒に行ってもいいかな？

星海

いいよ

星海

へー、じゃあ、瑠珠とは中学の3年で知り合ったんだ

杏美

そう

杏美

だから、いつも瑠珠と一緒にいて

星海

俺そんときは瑠珠とはクラス違ったからさ

杏美

そうなんですよね！

杏美

瑠珠が最初の友達なんですよ

星海

へー！

星海

じゃあ、俺は2番目の友達？

杏美

いやー、他にも友達は（笑）

星海

わー！まじかぁw

杏美

（笑）

星海

まあでも、友達になー

杏美

はい

杏美

また友達増えました

星海

（笑）

杏美

（笑）

スタッ！

杏美

わっ！

星海

おうおう

バサッ

星海

危ないぞ

杏美

あっ、ありがとう…

星海

おっちょこちょいだなー

杏美

ごめん…

杏美

（ドキッ）

瑠珠

おっはよー

杏美

瑠珠

杏美？

杏美

あっ！おはよ！

瑠珠

なんかあった？

杏美

いやっ、何でも

瑠珠

そう？

星海

杏美ー

杏美

あっ、星海くん

星海

だから呼び捨てでいいって

杏美

ごめん、慣れなくって

涼也先輩

なー、誰かボール渡し…って

涼也先輩

今日は杏美しかいないのか

涼也先輩

2、3年はホントサボりだなぁ

涼也先輩

まあいい

涼也先輩

杏美！

杏美

はい！

涼也先輩

俺のボール渡ししてくれ！

杏美

はい！

杏美

ごめんね

星海

いいよ

涼也先輩

おらおら、もっと走れ！

涼也先輩

球

杏美

はいっ！

涼也先輩

何？緊張してるの？

杏美

いや、失敗しそうで…

涼也先輩

このくらい失敗してもどおってことないよ

杏美

そうですけど

涼也先輩

肩の力抜け

バサッ

杏美

ふぅ〜…

星海

（あっ、肩触られてる…）

杏美

落ち着きました

涼也先輩

おうけー

涼也先輩

はい次ー

杏美

星海

杏美ー

杏美

ん？

星海

先輩に色々してもらったな

星海

しかもキャプテンに

杏美

そうだね

杏美

えっ？なんか変？

星海

いや、別に

奏楓

星海ー

星海

お

奏楓

一緒に帰ろーぜ

奏楓

杏美ちゃんもさ

星海

俺は杏美を手伝うよ

奏楓

手伝う？

星海

そう

杏美

いいって！

杏美

マネージャーの仕事だから

杏美

体、明日のために休ませて

星海

いいって

星海

奏楓、お前帰ってていいぞ

奏楓

もー、それって俺のこと誘ってんのー？

星海

？

奏楓

俺もするよー

杏美

ありがとう

星海

これで終わりと！

杏美

ほんと、ありがとね

杏美

おかげで夕暮れには帰れる

奏楓

だなぁー

星海

よし、三人で帰ろう

杏美

ありがと

杏美

ふー

杏美の母

あら、おかえり

杏美

ただいま

杏美の母

今日も遅かったわね

杏美

ごめんね

杏美の母

大丈夫よ

杏美の母

ソファーでゆっくりしてなさい

杏美

ありがと

バタッ

杏美

はぁーーーー

杏美

つーかーれーたー

ピンポン

杏美

ん？

杏美

あっ！瑠珠からだ！

瑠珠

部活おつー

杏美

ありがと！

瑠珠

星海、どうだった？

杏美

えっ？何が？

瑠珠

なんか情報入手できた？

杏美

あっ！ごめん！

杏美

そういうの聞くの忘れてた

瑠珠

いいよー

瑠珠

でも、入手したら教えてねー

杏美

うん

瑠珠

ありがとさん✌

杏美

そっかー

杏美

瑠珠、星海の事好きだもんね

杏美の母

えっ？なんか言った？

杏美

いや、何でもないよー

杏美

（危なー）

翌日…

ガチャッ

星海

おはっ！

杏美

おはよう

星海

一緒に行こ

杏美

うん！

星海

なんで俺達知らんかったんだろうな

杏美

ね！

星海

結構いい友達になれたと思うのにな

杏美

ね！

杏美

（あっ…）

星海

（笑）

星海

でもいいや

星海

ほんとにお前といると楽しいわ（笑）

杏美

星海

杏美？

杏美

あっ、ん？なに？

星海

なんかボーッとしてんぞ

杏美

ごめん…

杏美

考え事

星海

そっか

杏美

うん。

瑠珠

杏美ぃ………

杏美

おはよ！

星海

おはっ！

瑠珠

な、なんで？

杏美

何が？

星海

どうした（笑）

瑠珠

な、なんで…杏美…

杏美

どうしたの？

星海

どうしたんだよ

瑠珠

杏美がそんな人だなんて…

杏美

瑠珠！！

瑠珠

杏美！ひどいよ！

スタスタ…！

杏美

えっ？何が？

杏美

ね！！

スタスタ…！

杏美

瑠珠！！

瑠珠

なんで星海と…

杏美

いや、違うよ

杏美

勘違いしないで

杏美

朝登校しようと思ったら星海くんにあって

杏美

それで一緒に来ただけだよ？

瑠珠

ホントに？

杏美

うん

瑠珠

信じるよ？

杏美

信じて

瑠珠

はー！良かったー！！

杏美

もー、瑠珠ってばー

杏美

そんな、大切な友達の好きな人取るわけ無いでしょ♡

瑠珠

良かったよぉ〜

杏美

ただ、昨日手伝ってくれたからお礼をね！

瑠珠

昨日って？

杏美

部活のマネージャーが私しかいなくてそれで最後の雑用を手伝ってもらったの

瑠珠

なんで星海が？

杏美

あ、あと奏楓くんもね

瑠珠

あー！そうなんだ！

杏美

そうそう

杏美

それで三人で帰ったの

瑠珠

そうなんだ！

星海

杏美？

杏美

あっ、星海くん

瑠珠

星海…

星海

俺も混ぜてくれないか？（笑）

瑠珠

何半笑いしてんの

杏美

それ（笑）

星海

さっきのなんだったの？

杏美

さっきのって？

星海

瑠珠のやつ…

瑠珠

あー、勘違い勘違い

杏美

そうそう、勘違い

星海

どういう？

杏美

あ〜、それは…

瑠珠

それは…ねぇ〜（笑）

杏美

（笑）

星海

まあいいや。

杏美

そういえば、奏楓くんは？

星海

あ～、あいつな

星海

あいつは顧問に呼ばれてるんだよ

杏美

そうなんだ

星海

そう

瑠珠

ふ〜ん

星海

何だよ（笑）

瑠珠

なんで、杏美が奏楓の事きにしてるのかなぁ？ってw

杏美

別に意味なんてないよ？

杏美

ただ、いつもいるのになんでいないんだろぉ〜ってw

瑠珠

ふ〜ん

杏美

もー！！

瑠珠

（笑）

星海

（笑）

星海

まあ、どうってことないから（笑）

杏美

そうだね！

こんな感じの雰囲気だった

でも瑠珠はあることをしだした。

野球の顧問

みんな、この野球部に新しいマネージャーが来たぞ

杏美

えっ…

瑠珠

どうも！よろしくお願いします！

杏美

瑠珠…

瑠珠

ごめんねぇー

瑠珠

来ちゃった

杏美

う、うん…

瑠珠

わかんないから色々教えてねー✌

杏美

いいけど…

瑠珠

けど？

杏美

なんで来たの？

瑠珠

いやぁ、なんか心配でさ

杏美

何が？

瑠珠

杏美と星海の関係…

杏美

何言ってるの（笑）

瑠珠

笑い事とかじゃないから

杏美

ごめん…

瑠珠

いいよ

瑠珠

よろしくね

杏美

うん…

星海

よっ！

瑠珠

よっ！！

星海

お前なんで移動したんだ？

瑠珠

なんとなくぅ〜

瑠珠

いやさ！まじ、バスケ部とか暇すぎてやばいの！

星海

ふーん

星海

バスケ部人気なのにな（笑）

瑠珠

杏美はなんで野球部にしたの？

杏美

私は、お父さんが野球好きで私も小さいとき教えてもらってて

瑠珠

ふーん

杏美

でも、お父さん死んじゃったからお父さんのためにもって思って。

星海

深いな

瑠珠

わ、私もね！弟が好きなんだ

杏美

へー！

星海

あれ？前行ったときバスケ習ってるって言ってなかったっけ？

瑠珠

野球になったの

星海

ふーん

杏美

へー！！すごいね！

瑠珠

何が？

杏美

だって、自分の好きなものを増やすってすごいよね！

瑠珠

そう？

瑠珠

かな？w

杏美

そうだよ！w

星海

そうなんだなw

部活が終わり…

杏美

瑠珠！

瑠珠

ん？

杏美

これから片付けね

瑠珠

片付け？

杏美

うん

瑠珠

え！そんなん聞いてない！

杏美

でもやらないと…

瑠珠

瑠珠

あっ！

杏美

えっ？

瑠珠

今日家帰らないといけないんだった！

杏美

なんで？

瑠珠

うわっ！もう時間過ぎてるし！

瑠珠

ごめん急ぐわ！

杏美

えっ、あっ…

タッタッタッ…

杏美

仕方…ないか…

杏美

はあ…

杏美

結局一人でか…

星海

あれ？

杏美

はあ…

星海

（なんで杏美一人でやってんだ？）

星海

おい！杏美！

杏美

あっ！星海…

星海

なんで一人でやってんの？

杏美

瑠珠、用事あるって…

杏美

だから一人で…

星海

手伝うよ

杏美

ありがと

星海

あいつ、サボったな

杏美

そうかな？

杏美

別に用事だから仕方ないよ

星海

でも不自然だろ

星海

片付けって言った瞬間に用事思い出したって

杏美

そうも考えられるけど…

杏美

本当だったら瑠珠が可哀想じゃん…

星海

そうかもしんねーけど

星海

もしも嘘だったらって考えられるじゃん？

杏美

もういいよ！

杏美

瑠珠の事はいいよ

杏美

私が全部するから

杏美

星海は帰っていいよ

星海

でも…

杏美

いいの！

杏美

安心して

星海

俺もやる

星海

一人でやらせるわけにはいかないだろ？

杏美

杏美

ありがと

星海

おう

杏美

ほんと、いつもありがと

杏美

マネージャーの仕事なのに

星海

いいんだって

杏美

ごめんね

杏美

本当は明日のために休まなきゃいけないのに

星海

それはお前も同じだろ？

杏美

杏美

ありがとね。

星海

おう