華美
わたしは御茶野 華美◯◯歳(女性に年齢を聞くのはメッ!)
地元の国公立大学卒業後、大手企業に就職。いまはヘッドハンティングされた外資系の会社で働いているのです。忙しくてプライベート、ましてや恋愛なんて全然できない毎日💦今日も深夜に帰宅、意識があまりないまま寝てしまったのです、、、

ジリリリッ!ジリリリッ!
目覚まし時計がまるで自分自身が存在することを主張するように大音量を鳴らして、私は目を覚ました
華美
ふわああ、ねむねむなのです

華美
目覚まし時計を止めて、早く仕事に行く準備しないと💦💦

ここで私は違和感に気付いた。あれ、時計はこんな音だっただろうか、時計を見るとまだ時刻は5時55分、、、
華美
むむむ、あれ?この天井とベッドなんか違和感ありますわ、、!

華美
いつものわたしの部屋じゃない!!

華美
え!!まさか!!!

華美
まって!鏡を見たら幼い顔、まるで高校の時の私の顔、お肌ピチピチですわ、、

華美
まって胸が縮んでる、、

(胸の大きさは変わってないぞい)
(胸の大きさは変わってないぞい)

華美
え!なんか脳内に聞こえてきた!怖い!

華美
まあ、そんなことより現状を確認しないと、、

部屋を見渡すと私が高校時代まで過ごした自分の部屋で間違いない。
好きなアニメキャラクターのポスター、きれいな状態のハチワレのぬいぐるみ、そして友達とコロッケうどん屋にいった時の写真、、、あの時のままだ
華美
これどう考えてもタイムリープしてますわね、草ですわ

華美
目覚ましが5時55分にしてるのは、たしか「GO!GO!GO!華美は止まらず走り続けるのだ」をスローガンに生きてた時代、つまり高2、、

華美
部屋の温度、外の明るさから判断するに4月頃かしら、、

華美
華美ちゃん推理が冴えてきましたわ!

???
(スマホのカレンダーを見なさい)

華美
また脳内に声が!!でもたしかにスマホを見ればすぐ分かるわね、、4月4日か!うっかり華美ちゃんトホホなのです

目覚めたらタイムリープしてた華美、これから彼女はどのような物語を見せてくれるのだろうか、、続く