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Miss・グレース

〇〇先生、ちょっと今よろしいですか?

〇〇

はい、大丈夫ですよ!

Miss・グレース

今度ここのクラスの家庭科の授業をやって欲しくて、大丈夫ですか?

〇〇

サークル先生のクラスですか、承知しました!では明日、授業に参りますね。

Miss・グレース

ご理解が早くて助かります…。では後で打ち合わせ致しますね

〇〇

分かりました!

最近入ってきた先生は家庭科の先生。

最初は幼稚園の子達をサシャ先生とお世話をしていたがついに明日、高校生達の授業をやることになった。

緊張と不安とその他の感情がぐちゃぐちゃになりながらも明日に備える先生。

備えていると校長先生とサークル先生が〇〇先生を呼び、打ち合わせをする。

Miss・グレース

という感じですので、明日の朝、お願いしますね。サークル先生

Miss・サークル

かしこまりました

〇〇

〇〇先生は生徒達の資料を確認し名前と顔を一致させる。〇〇先生は意外と暗記系に得意なのだ。

Miss・グレース

〇〇先生、お願いしますね?

〇〇

…あ!はい!わかりました!

Miss・グレース

ふふ、私はこれで

2人は校長先生を見た後に、軽く話す。

Miss・サークル

…このシッポ生きてるのかしら…?

〇〇

触ります?噛みませんので大丈夫だと思いますよ

Miss・サークル

なら…ちょっとだけ、

サークル先生は〇〇先生のシッポを撫でる。嬉しそうに目を細めるシッポ。

〇〇先生はくすくすと笑いながら資料を見つめる

Miss・サークル

そういえばテストの作成って終わった?

〇〇

もうとっくのとうに終わりましたよ ~ 。まあするとしたら2、3週間後ですがね…

そう言い、クスッと笑う〇〇先生。

Miss・サークル

流石だわ!やっぱり校長先生が信頼している理由がわかるわ!

〇〇

な、なんか照れちゃいますね…

恥ずかしそうに頬をかく。

Miss・ブルーミー

あら、〇〇先生とサークル先生じゃないの

Miss・タヴェル

〇〇先生久しぶりね~

〇〇

お、お久ぶりです、、

Miss・タヴェル

そんなビクビクしないでよ~?久しぶりに会えたんだから~!

Miss・サークル

タヴェル先生、1回〇〇先生のことを食べようとしたからそれで怖がられているのよ~

Miss・ブルーミー

このときは本当に驚いわ…

〇〇

もうしないでくださいね…??

Miss・タヴェル

当たり前よ~!大好きな〇〇先生に嫌われたくないもの

Miss・ブルーミー

まあ、タヴェル先生が凶暴化したら〇〇先生は逃げることをお勧めするわ、

Miss・サークル

ワタクシからもお勧めするわね、

2人は頬にひとつの汗を垂らしながらそう伝える。タヴェル先生は少し納得いかなそうにムスッという顔する

Miss・タヴェル

もうしないわよ~!!

〇〇

ならいいですけどね

くすくすとシッポのコと一緒に笑う。

そんな様子を見て、微笑む先生達でした。

ガヤガヤと教室が騒がしく、地味にうるさい。

そんな教室の前で名前の名簿を大事に抱えて教室に入るのを躊躇う〇〇先生

〇〇

深呼吸をして、ドキドキとうるさく鳴る心臓を抑えて教室のドアをガラッと開ける。

教室に入るとみんなの視線が〇〇先生に突き刺さる。

好奇心の目がとても多く、〇〇先生は心臓がさらにうるさくなる。

〇〇

初めまして。新しく家庭科の教師になりました。〇〇先生と言います。

〇〇

話す事が好きなので話しかけてくれると嬉しい、です。

皆は〇〇先生を見て、拍手を送ったり見つめたりしている。

〇〇

…、し、質問がある方はいらっしゃいますか

噛みそうになりながらも耐える。するとかなりの生徒が手を挙げてくれる。

〇〇

…!え、えと

〇〇先生は名簿を見て名前を確認する。

〇〇

えと、…く、クレアさん!

クレア

クレアです!〇〇先生って好きな事ありますか!

〇〇

好きな事ですか!…うーんと

好きなことかぁ…と呟きながら顎に手を置きながら考える。

〇〇

さっき話したことと一緒だけど、誰かと話したり遊んだりするのか好きですよ。あとは、

〇〇

…意外と悪戯も好きです

そう、シッポを揺らし、クスクスと笑う。

クレアはそんな先生を見て、不快に思う訳でも無くただ意外!と言う顔を見せる。

ラナ

はーい!

〇〇

えーと…あ、ラナさん!

ぴーん!と可愛らしい手袋型のぬいぐるみを身につけているラナの名前を呼ぶ〇〇先生。

ラナ

はーい!先生のそのシッポは生きてるんですか!

そういうと皆の視線は好奇心が強まる。でもあまり好奇心がなさそうな3人組がいるが気にせずに応える。

〇〇

生きてる、のかな?喋りはしないけどね

そう、シッポを自分の肩に乗せて、クスッと。シッポはべーっと舌を出す。

ラナ

可愛い~!、後で触ってもいいですか!!

〇〇

もちろん。このコ噛みはしないから大丈夫だよ

そう、顎を撫でてあげる先生。

その後は色々質問して答えしてという時間になる。

いつの間にか時間は過ぎていて終わりを告げるチャイムが鳴る。

〇〇

あらら…もう終わりか。

〇〇

次回は本格的な家庭科をやるからよろしくね

そう微笑み、終わりを告げて教室から出ていこうとすると

ジップ

先生~

〇〇

?キミは、ジップだよね?どうしたの?

ジップ

先生のシッポ触ってもいいですかあ~?

ラナ

私も~!

エンゲル

俺も触りたいです!!

クレア

わ、私も触りたいです~!!

〇〇

あらら…順番にね。

だんだんと人が集まって、いつの間にか〇〇先生の周りには生徒が沢山。

ただ見てる人もいるけど、でもあまり気にしない。

〇〇

… ( 仲良くなれるといいな、 )

そう思いながらみんなにシッポを触らす先生。

次の時間までずっとシッポを触っていたみんなだった。

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