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私は、少し朝が苦手だった
目覚ましの音より先に、胸の奥がぎゅっ と縮む感覚で目が覚めるからだ。
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そう思うだけで、理由のない緊張が肩にのしかかる
それでも鏡の前では、ちゃんと口角をあげる 大丈夫そうな顔を作るのは、もう癖だった
学校では、私はよく笑っていた
友達の話に頷いて、空気を読んで、 場が丸くなる言葉を選ぶ。
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誰かが少し不機嫌になると、 気づきたくなくてもすぐに気づく
誰も気づかないふりをしてる空気にも気づいてしまう
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「〇〇って優しいよね」 そう言われる度、胸の奥で小さく音がした
それが嬉しいのか、苦しいのか、
本人にも分からなかった。
夜、部屋に1人になると 昼間に飲み込んだ言葉たちが、やっと息をし始める
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もっと強ければ
何も感じなければ。
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天井を見つめながら、 答えの出ない問いがぐるぐる回る。
涙が出そうになると、自分にこう言い聞かせた
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そう言い聞かせるのも、慣れていた
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ある日、ほんの小さな出来事があった。
誰かに、ほんの少しだけ、本音をこぼした。
全部じゃない。 うまく言葉にもできなかった。
でも、その瞬間、胸の奥で固まっていた何かが、 少しだけ緩んだ気がした
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その一言は、魔法みたいだった。 解決もしないし、世界も変わらない。 それでも、私は思った。
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それからも、悩みは消えなかった。 人間関係は相変わらず難しくて、 考えすぎる自分も、急には変われない。
でも、前より少しだけ違った。
自分を責めそうになったとき、 私は心の中で言う。
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その言葉は、まだ小さくて、不安定だ。 でも確かに、私の中に根を張り始めていた。
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窓の外、朝の光がカーテンの隙間から差し込む。 私は目を細めて、ゆっくり息を吸う。
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それでも、生きている限り物語は続いていく
——私が、主人公として。
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最後まで見ていただきありがとうございました;; この小説を書いた理由を、話させてください!!
私はこれまで、たくさんの場面で「自分は大丈夫だ」と思い我慢をしてきました。 笑っていれば乗り越えられると思って、 気にしていないように振る舞えば、誰も困らないと思って
でも本当は、心が追いつかない日も、 理由がうまく説明できない苦しさも、たくさんありました。
この物語は、特別な誰かの話ではありません。 強くなれなかった日の私、 言葉を飲み込んだまま帰った日の私、 「これくらいでつらいって言っちゃだめだ」と思っていた私自身の物語です。
人はよく言います。 「気にしすぎだよ」 「考えすぎじゃない?」 でも、気づいてしまう人も、考えてしまう人も、 それはその人の弱さではありません。 私は、傷ついていた。 それをなかったことにしないために、この物語を書きました。
あなたにも伝えたい。 今日を乗り越えられなくてもいい。 立ち止まっても、泣いても、逃げてもいい。 それでも、あなたの物語は終わらない。 今は信じられなくても、 あなたがあなたの味方になる日は、きっと来る。 この物語が、 あなたが息をするための、 ほんの小さな灯りになれたなら それ以上の願いはありません。
あなたは、ここにいていい。 あなたは、ちゃんと生きている。