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██世界

1 - 第1話 ██

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40

2023年08月04日

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ここはどこだろうか。

なぜここにいるのだろうか。

外からは銃声と爆発音が聞こえてくる。

紗良

ここは...?

???

こんにちは!ようこそ我が家へ!

紗良

は?

???

第██回世界大戦からあなたは見事逃れられたのです!

紗良

うん...?

???

別世界から来たのですね!
ここでは第██回世界大戦が行われていた真っ最中!あなたはしばらくの安全を確保しました!

紗良

無理やり翻訳したみたいな日本語ね

???

うるさいです!あなたは安全を確保しました!ヤッター!!

紗良

少し怪しいけれど...安全ならいいか。

???

はい!早速ご飯です!

紗良

...?世界大戦なのに十分な食料があるの?

???

え、ええ!

紗良

ま、いいか。頂きます。

???

はい!まだまだありますよ!

紗良

あらありがとう。あなたの分は?ちゃんとあるの?

???

お気になさらず!ちゃんとありますから!

紗良

あなたの名前は?

???

それは...知らなくて結構です!飼い主とでも呼んでください!

紗良

その呼び方じゃまるで私がペットみたいじゃない...

???

じゃあ他のにします?

紗良

いや...もう飼い主でいいわよ。私のことはサラって呼んで。

???

はい!

颯斗

おい!爆薬が足りねえぞ!

瑛太

はあ!?マジかよ...このままじゃ全員やられちまうぞ!

颯斗

急げ...あ、後ろ!

瑛太

クソッ...

💥💥💥

瑛太

爆薬が一つだけあった。助かったな...

颯斗

良かった...でも、油断はできないぞ。

瑛太

ああ。もしかしたらどこかで捕まってるやつもいるかもしれねえからな。行くぞ!

颯斗

おう!

紗良

ねえ...もうお腹いっぱいなんだけど。

???

そ、うですか...分かりました。ゆっくり寝て置いてください。

紗良

え、ええ。ありがとう。

紗良

ねえ。飼い主。

???

何ですか?お腹すきましたか?

紗良

嫌だから違うって。私をなんだと思ってるのよ。

???

すみません

紗良

あ、いや、私こそ助けて貰っておいてごめんなさい。私、こう見えてそこまで弱い訳でもないから、そろそろおいとまするわ。ありがとう!

???

だっ、ダメです!外は危険です!絶対にダメです!

紗良

でもこのままじゃあなたの食べ物もなくなってしまうし。もう大丈夫よ。それじゃ!

???

あっ...

???

クソ。取り逃したか。

???

これじゃ食糧難にもなるな。賢くなりやがってサル共が。

???

クソッ...クソッ...クソクソクソクソッ...!

???

絶対捕まえてやるからな...!!

紗良

ふう...あの人どこか怪しいのよね〜...

颯斗

おい!こんなところで何をしている!

瑛太

お前...何を食ったんだ!

紗良

えっ...ごめんなさい、私さっきよく分からない人に助けて貰って...普通にご飯食べました。

颯斗

味は?

紗良

え、こんな時に味ですか...?

颯斗

いいから早く答えろ!

瑛太

さもなくばお前の心臓を...

紗良

こっこたえるわよ!だからうたないで!
食べきれない量を出されたけど...とても美味しかったわ。レストラン並みだったわよ。

颯斗

そうか。ってことは、そこから逃げてきたんだな?

紗良

まあ、個人的にちょっと怪しいと思ったから逃げてきただけなんだけどね...

瑛太

君の判断は正しかったのかもしれないな。

紗良

あ、やっぱりヤバい人だったの?

瑛太

敵だったかもしれない、ということだ。

紗良

え...どうしよう...ご飯に毒薬とか入ってたら...

瑛太

それは無いと思うが...

紗良

(敵は安心させて拷問でもする気だったのかしらね...または人質...)

紗良

あなた達は?

颯斗

この地獄に終止符を打とうと思ってな。やられてばっかりじゃ気が済まないだろ?

瑛太

俺の親もアイツらに殺られたんだ。絶対に許せない...!

紗良

なるほどねえ...

颯斗

君も俺たちと一緒に来ないか?

紗良

え、いいの?

瑛太

勿論だ。仲間は多い方が心強い。

紗良

うん!ありがとね!

2人

おう!

紗良

ところで、なんて呼べばいい?

颯斗

俺のことはハヤト、

瑛太

俺のことはエイタって呼んでくれ。

紗良

オーケー。私のことはサラでいいわ。

颯斗

よし。サラ、実は仲間は俺たちしかもうこの世界には居ないんだ。

紗良

...え?どういう事?

瑛太

そのままの意味だよ。はい、とりあえず銃あげるを

紗良

あ、ありがとう。

颯斗

つまり、見つけた生き物は全て殺せ。いいな?

紗良

う、うん...

颯斗

よし!行くぞ!

瑛太

おう!

紗良

え、あ、お、おーう!

颯斗

ここからは夜明けまで全員で別れて戦う。夜明けにここで集合な。

瑛太

了解

紗良

了解

紗良

それにしても絶望的ね。ただ、敵意を向ける人も誰一人居ないわ。

紗良

敵意のなさそうな人は殺したくないけれど...ごめんね。

バンッ

紗良

ふう。

紗良

あら?あの部屋から叫び声が聞こえるわね。2人はああ言ってたけど...もしかしたら、仲間がいるかもしれないものね。私みたいな。

紗良

ドア...あいてる。

紗良

おい!そこで何をして...

紗良

え...嘘...人を...食べてるの...?

???

何いってんるんだ?君。人以外に食べ物なんてないから、こうやって第██回世界大戦が起きているんだろう?人以外のものを食べられる超人なんてもう存在していないんだよ。

紗良

あ...あなた...何を...

???

だから、あんな不味いものより、美味しい人の方がいいってんだよ!

紗良

あ...う、嘘だ...

???

てか、人の家に勝手に入り込むなよ。
今日はもう食料ゲットしたし、君のことは見逃してあげるから早くどっか行きな。

紗良

う、あ、ああああああ!!!!

バンッ

???

グハ...ゲボッ......

紗良

早く...逃げよう。ここは、地獄だ。元の世界に帰れる方法を探さなきゃ...

作者

読んでくださり、ありがとうございます!まったり書いていきたいと思いま〜す!

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