天井を見上げながら 1つ、大きなため息をつく。
みき
涙を拭いた。
みき
今日も あなたの事を思いながら眠りにつく。
話は今朝に遡る。
みな
みな
みき
おはよう〜
みな
大親友の、みなだ。
みき
やけにテンション高いね!
みな
やっぱり分かる?
みき
だってさ、もううちら3年の付き合いだよ?
みなとは、奇跡的に高校3年間 全てクラスが同じだった。
みな
そうだね笑
みき
みな
「おーい!席につけよ!授業始めるぞ!」先生の声が教室に響く
みな
みき
私は自分の席につく。 授業が始まると、
私は無意識のうちに右横の席に視線がいく
みき
右横の席では、 退屈そうにボーッとしてる しんたろうがいる
みき
みき
「友達」であって、まさか好きになるとは思わなかった。
そんな人に恋をしてしまった。
キーンコーンカーンコーン
みき
しんたろう
お前ノート書いた?
みき
もしかして、また書いてないの!?
しんたろう
みき
しんたろう
みき
まぁーね。
しんたろう
昼休みちょっと階段裏きてくれない?
みき
わ、わかった
りょうへい
しんたろう!
しんたろう
しんたろうは、りょうへいと共に席を離れていった。
みな
みき!
みき
みな
みき
みな
みき
みな、曰く5(こ)9(く) で告白の日らしい
みき
って!!みな告白するの!!?
みな
頑張ってしようかなって
みき
みな
みき
みな
みき
なんで? しんたろうなの。。 頭の中が混乱する。
みな
しんたろう、人気あるもんねぇ
みき
あいつ、以外と人気あるもんね
みな
ちょっと今日の放課後まで考えてみるよ!
みき
〜昼休み〜
みき
みき
ってことはもしかして?)
しんたろう
みき
私たちは誰も以内階段裏で見つめ合う
しんたろう
みき
しんたろう
みき
しんたろう
しんたろう
みき
そんなの、聞きに来たんじゃないよ。
みき
なんで、辛いよ。 なんで、しんたろうは私の事見てくれないの?
しんたろう
大丈夫!成功するよ!頑張って! しんたろう、みな、の事を思うならそう答えるべきだ。
そうしたら、2人は幸せになる。
親友と、幼なじみの幸せを素直に願いたい。
でも、
みき
みな、なんか好きな人いるらしいし。。
私は震える声でそう言った。
しんたろう
しんたろうは、少し肩を落としてその場を後にした。
結局その日、しんたろうとみなは、付き合わなかった。
みき
みき
みき
私、しんたろうの事が
大好きなんだよ。
私は、昼休みの間 トイレにこもり
涙を流した。