燎煉地方
読者さん
車は走るたびに山は大きく映る
先程までとは打って変わり
まさに満目荒涼
恵麻
恵麻
天音
天音
天音
菊花
そういえば車内は少し暑いかなと疑問を持つくらいに暖かくなってきた
この様子だと外は地獄のような暑さに違いない
読者さん
読者さん
菊花
菊花
読者さん
恋
恋は不敵に笑う
その意味とは
恋
菊花
恵麻
恵麻
天音
天音
そうだった
否……
そのとおり
読者さん
菊花
菊花
天音
寂しいところにも賑やかさはある
それは蜃気楼ではなく
紛れもない本物の
恋
恋
恋
恋
読者さん
街並みはどんどん近づいてくる
遠目に見える煙突が蒸気を上げ
陰ながら映る重機は七刻の潤滑油として発展を支えるだろう
燎煉地方
菊花
菊花
天音
天音
今回もいの一番に車を降りては背筋を伸ばす彼女
読者さん
読者さん
降りるや否や洗礼を受ける
暑いというよりはさしづめ……
熱いッ!!
読者さん
読者さん
読者さん
恋
恋
恵麻
天音
天音
天音
読者さん
読者さん
恋
なんと活動に溢れて活き活きしてるのだろう
そんな中
待ちゆくすれ違う通行人
読者さん
読者さん
読者さん
菊花
恋
恋
恵麻
恵麻
恵麻
読者さん
恋
恋が指差す場所
それは否が応でもひと際目に映る巨大な建物
燎煉火力発電
コメント
4件
いいねありがとうございました!1000にしておきますm(_ _)m