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忘れやしない、あの日の出来事全て。 嫌でも鮮明に蘇って、私の心を酷く蝕んでいく……。 私、水恋伊ルシが桜ヶ丘高校1年生だった頃の話をしようか。
10月28日
ルシ
トテトテトテ(歩く音) ……ドンッ!!←誰かにぶつかった
ルシ
?
ルシ
?
不意にそう言われて、 下を向いていた顔をグイッと 上げれたルシ。
ルシ
?
ルシ
真那斗
ルシ
真那斗
ルシ
真那斗
ルシ
真那斗
ルシ
真那斗
ルシ
真那斗
ルシ
その後も他愛の無い話で盛り上がった2人。 聞けば真那斗は、ルシと同じ桜ヶ丘高校に転校してきたのだった。
真那斗
ルシ
真那斗
ルシ
真那斗はまさかルシが自分が初恋の相手だったとは知らない。
ルシ
そんなこんな言いつつ、気が付けば11月の中旬になっていた。 ルシと真那斗は幸いにも一緒のクラスになっていて、ルシも最初の頃は真那斗に色々と教えていたが、 徐々に真那斗に友達や仲間が増え 今は教える事も、そして近付く事もあまり無くなった。
ゆうか
ルシ
ゆうか
ルシ
ゆうか
ルシ
ゆうか
ルシ
ゆうか
ルシ
ゆうか
ルシ
最近は皆こうだ。 さっきのゆうかもそうだったが、他の友達にも真那斗の妙に高いテンションを聞いても、言葉を濁らせて上手く避けられる……。
ルシ
そう言ったルシは、自分の頬を叩き気合いを入れて教室を後に 出て行った。 これから待ち受ける恐怖も知らずに