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なおや
夜明けの光が、カーテンの隙間から優しく差し込み、部屋をふわりと色付ける。 ぼんやりと天井を見上げながら、意外にも身体が軽いことに気づく。ヒートが終わったからなのか、それとも... 昨日のことを思い出すと、また顔を赤らめた。
なおや
なおや
身体の身軽さとは真逆に、心は深く沈んでいる。 「今日逃げたら一生アロハと話せなくなるよ、」俺はそんな風に適当に気持ちに終止符を打ち、鉛のように重い足を学校へと伸ばした。
♪キーンコーンカーンコーン♪
学校には来たものの、
なおや
アロハは通常運転で、チャイムが鳴ってもまだ来ない。 "アロハの顔を早く見たい"と焦がれながら、気まずくなりたくなくて今日は"来ないといいな"なんて考えて─── さっきから2つの気持ちが競り合い、俺の心中はぐちゃぐちゃだ、。
でも、そんな心の叫びは置いてけぼりに終わった、
アロハ
アロハ
シューヤ
シューヤ
アロハ
アロハ
アロハはさっきからシューヤくんと話してて、俺の隣にはまだ来ない。やっぱり避けられてるのかな、、
シューヤ
アロハ
俺は"引かれた"と確信した訳でもないのに、自分の心臓の早鐘に耐えられず、トイレに逃げようと席を立ちあがると、
アロハ
その瞬間、俺の心臓は強く飛び跳ねた。
なおや
アロハ
なおや
なおや
なおや
アロハ
昨日の話を持ち出すと、アロハは笑いながらも少し頬を色付けた。
アロハ
アロハ
アロハ
アロハってば、どこまで優しくしたら気が済むんだよ、
なおや
シューヤ
シューヤ
シューヤ
なおや
アロハ
アロハ
"大事な話"、
シューヤ
シューヤ
シューヤ
アロハ
アロハ
シューヤ
シューヤ
アロハ
"やらかし"?"世話"? さっきから2人はなんの話してるんだろ、
シューヤ
アロハ
なんだ、この気持ちは。アロハはいつも通り話してくれてるのに、それなのに────
アロハ
なおや
アロハ
なおや
なおや
なおや
アロハ
俺は心の中で小さくガッツポーズをした
アロハ
なおや
アロハ
⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯
〜帰り道〜
アロハ
アロハ
なおや
アロハ
アロハ
アロハには全部見透かされてたみたい
なおや
アロハ
なおや
アロハ
アロハ
だって、
なおや
俺が中学だった頃、ものすごくΩという立場に苦しめられた。学校に何人かαがいたから。ヒートが来る度に俺はずっと恐怖から怯えていた。 いつか襲われるんじゃないかって、
ヒートが来たある日、俺はαに襲われた。その日からトラウマで、ヒートになると時々過呼吸の発作がでるようになった。俺はそれ以来、人に対して警戒心を持つようになり、友達も少しずつ離れていった。 中学を卒業した後は、不幸中の幸いで知り合いのいないこの高校に転校してきた。こんな俺に友達ができるか心配だったけど、アロハがいて俺は救われた。
でも昨日、ヒートになるとみんな襲ってくるものだと思っていた俺は、恐怖で堪らなかった。1対1での密室はヒートの時に1番避けたい状況。でもアロハは襲ってくるどころか、すごく寄り添ってくれて、ずっと匂いにも耐えててくれた。
アロハ
アロハ
アロハ
なおや
アロハ
なおや
なおや
なおや
アロハ
当たり前。そうかもしれないけど、俺にとっては新鮮で初めてのことだった。俺がΩだって分かると、周りの奴らは目付きを変えた。ヒートの時は貪るようにして俺を見てきた。 でもアロハだけは違った。俺の気持ちを確認してくれることは、すごく嬉しいことだった。
なおや
なおや
アロハ
なおや
アロハ
なおや
なおや
アロハ
なおや
なおや
アロハ
アロハ
なおや
初めてだ、何もかも。 Ωのことをこんなに理解してくれたのも、ヒートの時俺に寄り添ってくれたのも。俺がΩだって分かっても何事もなく接してくれることだって。
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なおや
アロハ
アロハ
アロハはきっと周りの人とは何もかも違うんだろうな、
なおや
アロハ
なおや
アロハ
なおや
なおや
アロハ
アロハ
なおや
なおや
きっとたくさんの子とヤったことあるから、俺とのことなんて眼中にもないんだろうな。あの時のアロハ、すごい手慣れた感があったし、色気が駄々漏れだったもん、
アロハ
アロハ
なおや
アロハ
それってつまり ───────
𓐍𓈒◌𓂃𓂂𓈒𝐧𝐞𝐱𝐭 𝐩𝐚𝐠𝐞𓈒𓂂𓂃◌𓈒𓐍 ♡500▷▷▷