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5年3組の教室で、ハルヒは窓から外を見ていた。

愛菜

ハールヒッ!

ハルヒ

ん?

ハルヒ

あ笑

ハルヒの頬に、あいりの人差し指が当たる

愛菜

ふふふははは

ハルヒ

もー
なにしてんのー

冷たい視線を向ける

愛菜

怖いって笑

ハルヒ

じー( ⚭-⚭)

愛菜

まぁ、そのクールなところが好きなんだけどねー

ハルヒ

ふーん。で?

愛菜

でって何でって笑
ハルヒは、私の一番の友だよーん

ハルヒ

一番ねぇ…

愛菜

あ、信用してないなこれ

ハルヒ

お調子者が何言っとんじゃあ笑

ハルヒ

まぁ、でも、あんたにはいい所もあるから。

愛菜

どんな?

ハルヒ

えっーとね、変な所で几帳面な所とかー、怖い話とか知っててー

愛菜

それ、いい所?笑まぁ、いいかぁ

愛菜

あっ、そういえば、噂聞いたんだー!

ハルヒ

どんな噂?聞きたい!!

その話は、めめ子さんというある女の子の話だという。 その噂は、1人でいる時うしろからめめこさんに肩を叩かれその時に、めめこさんと目が合うと、24時後に、 目をえぐられるというものだった

ハルヒ

へー

愛菜

怖くないの?目がえぐられたら、目が見えなくなるんだよ?

ハルヒ

どうせ、嘘っぱちじゃん。

愛菜

そんなことないよー。目をえぐられた子、今も入院してて、隣町の大きな病院にいるらしいよー

ハルヒは、ランドセルをからう

ハルヒ

じゃあね!愛り

愛菜

グッバイ!君の運命の~🎶

ハルヒ

はいはい、分かった笑

陽太

ハルヒ。おかえり!

陽太は、オカルト研究部の部長。 怖い話について、知らないものは少ない。

ハルヒ

おっかえりー!

ハルヒ

ねー、陽兄ちゃん
めめ子さんって知ってる?

陽太

あー?なんだそれー

ハルヒ

兄ちゃんでも、知らないものってあるんだねー。これはー…

陽太

なるほどな。調べてみようかなー。

ハルヒ

頑張ってね!

陽太

おう!
てか、誰に聞いたんだよ。

ハルヒ

あいりにー

陽太

へー面白い話だなー。
どっから伝わってきたのかなー

ハルヒ

どこでも良くない?

陽太

いやー、だってさ。
その物語には、必ず理由があるはずだ。どんな意味が込められたのかとか。だから、どうせ、嘘なんだろうけど

ハルヒ

なるほどねー
でも、どうして楽しいんだろ。そんなことが

陽太

自分で作った話が広がるのが楽しいんじゃね?

ハルヒ

そういう人もいるのねー

陽太

今は、ネットもあるし。
合成写真も簡単に作れるだろ?

ハルヒ

だから、都市伝説があるのかな?

陽太

そーだな。まぁ、はなしは、このくらいでいいだろ。ご飯食べてさっさと寝ろよ。作っといたから。

ハルヒ

うん

次の日 あいりの様子がいつもとおかしい

愛菜

ハルヒ

どーしたの?

愛菜

...が

ハルヒ

え?

愛菜

めめこさんが…かたを叩いてきたの。昨日!

愛菜

目をえぐられる!!

ハルヒ

ちょ、落ち着いてー!!

愛菜

でも、一つだけ逃れる方法がある!!

ハルヒ

ん?どんな方法?

愛菜

それは、他の人の肩を叩いて、呪いを移す。そうすれば、逃れられる。
でも、その人は…

ななみ

ねぇ、聞いてたけど、早退しなよ。学校。

愛菜

は?なんで?

ななみ

私たちに呪いを移そうとしてるんでしょ!!

生徒たちがあいりを睨みつける。 まるで、帰れというように…

ハルヒ

みんな、黙れ!!

ハルヒ

あいり、わたしのかたをたたいて。

愛菜

うん。いいの?

ハルヒ

早く!

愛菜

分かった…

愛菜

| Ꙭ)و゙ ㌧㌧
めめこさんめめ子さん、このこの目を差し上げます。

ハルヒ

これで、いいだろ!!

今日の夕方陽太兄に学校での出来事を話した。

陽太

どうしてそんなこと…

ハルヒ

まぁ、どうせ嘘だし。
一件落着でしょ?

陽太

念の為、解決法を探しておく。

ハルヒ

うん。じゃあ、今は、20時だから、残り、19時間。まだ、大丈夫だけど、早めにお願いね?

陽太

おう。

朝、あいりに話しかける。すると…

愛菜

こっちに来ないで。

ハルヒ

いや、なんで?
呪いのことは解決したじゃん。

ななみ

あいり、行こ!

愛菜

う、うん

あつき

こっち来るなよ。ハルヒ
呪い写す気だろ。

ななみ

そうよ。私なんか、こいつの前なんだからね!

ハルヒ

もう、いいよ

ハルヒ

お兄ちゃん!!時間が無いよ!あと...4時間しかない!

陽太

まだ、4時間もある!落ち着け。
今日、早退したんだろ?まだ、死んだわけじゃない。
ほかのやつに呪いを写してこい!

ハルヒ

(ためらいがちに)うん

愛菜

ハルヒ…

ハルヒは、肩を叩くのをためらってしまった。だが、裏切られたことを考えると、やはり、叩こうと決めた。 だが…その時!!

ななみ

ベラベーラハルヒー!

愛菜

あ、ななみ!

あーあー。タイミングを失ったハルヒ

ななみ

さすがに、早退するよねー。

あつき

あー、でも、あと、30ぷんしかねぇぞ。あいつ大丈夫か?

愛菜

明日来れば、呪いは、解けたか、ハルヒがしんで、バットエンドで、終わりでしょ?

ななみ

確かにー!それで、解決!笑

あつき

ひでぇ笑笑

30分後 ~ハルヒ~ ハルヒは、ベンチにカバンを置いて、ブランコに乗っていた。

ハルヒ

もう、死ぬんだ…

嫌な想像が頭を駆け巡る

めめこさん

|•̀ω•́๑)و゙ ㌧㌧
ハールーヒーちゃん

ハルヒ

ひぇっ!

反射的に走り出す。

陽太

通話終了

通話
25:13

ハルヒ

めめこさんが来てる!!

陽太

わかった。聞け。方法が見つかった!
めめこさんから逃れるにはー

ハルヒ

今、めめこさんに追いかけられてる!

ハルヒ

けど、本当にーーをするの?

陽太

自分を信じろ!!

ハルヒ

しょうがない!やろう!

ハルヒはそう言うと、 全速力で、公園にあるバック目掛けて、走っていった…

ハルヒ

はぁっはぁっ

ハルヒ

あった!

陽太

そしたら、公園に迎えに行くから待ってろよ。

ハルヒ

うん。

電話を切ると、その後に、 カッターナイフで、指をきりつけ、 目を指でおおった。

めめこさん

ハルヒちゃん。
目を貰いに来たよ?

ハルヒ

そして、血が流れている、顔を見せながら言った。

ハルヒ

めめこさんめめ子さん、私はあなたにあげる目がありません。

その数分後… 肩を叩かれる

ハルヒ

うわっ!

陽太

大丈夫だ。おれだ。

ハルヒ

あー、陽太兄。これで、呪いなくなったかな?

陽太

分からない

あいりは、トイレの鏡で、メイクをしていた。その時…

めめこさん

あーいーりーちゃん

愛菜

え…なんで!!

愛菜

ぃやっ…いやっ…いやぁぁぁぁあぁ

グサッ 鈍い音が響き渡る。

めめ子さんは、目が得られなかったため、あいりの目を抉りとってしまったようです。ハルヒのことを裏切らなければ、こんな結果にはならなかったのに…人間の闇はふかいですねー

この作品はいかがでしたか?

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コメント

2

ユーザー
ユーザー

勝手ながら100いいね押させていただきましたm(__)m とても読みやすく、面白かったです! ハルヒは、裏切られても、愛梨の悪口を言わないところが、 まだお若いのに、とてもしっかりされている印象でした^_^ 今後ともよろしくお願い致します。 またお伺い致します^_^

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