僕は、生きたかった
普通の男の子として、幼なじみと一緒に仲良く過ごしたかった
でも、ある時僕の体を大きな闇が包み込んだ
⚠注意⚠ この作品はタヒネタを含みます nmmnです BL入ります(色ペア) ご本人様には一切関係なし 地雷の方はブラウザバックをお願いします 5タップ後に始まります
あの日も普通に僕は学校に行っていた
こいつは、僕の幼馴染の水
ちょっとアホやけど、めっちゃ友達思いでええ子やねん
この2人は
碧ちゃんと黄くん
2人は小学校から同じで 今もめっちゃ仲良いんや!
ちなみに、この2人は生徒会に入ってて 碧ちゃんはこんなに騒がしいけど生徒会長してるし、水くんの彼氏だったりする
黄くんは副生徒会長やってて、碧ちゃんに振り回されてる僕の彼氏
~一方その頃~
異変は体育の時間に現れた
碧ちゃんと黄くん達の焦った声を聞きながら
僕は意識を失った__。
"脳腫瘍"
これが、僕に出された診断名
転移が多く
リンパ、胸、胃など
もう取り除くことは不可能だった
僕に出された余命は
残り6ヶ月
信じられなかった
確かに、最近食欲落ちたし、胸も痛かったけど
原因が脳腫瘍なんて思いもしなかった
実は、彼氏の黄くんにだけ 余命の話はしてない
だんらん室
ガララッ
パタンッ
体がふわふわする
不思議な感じ
僕、タヒんだんかな
黄くん…ありがとう
大好きやで…
学校で授業中
華が危篤状態になったと連絡が入った
先生の許可で病院へ来た
ベッドに横たわっていた華は
最後に見た時より顔が青くて
ほんとに、タヒんでる人間みたいになっていた
そう口にした瞬間
ピーーーーーと
無機質な機械音が鳴り
華のタヒを知らせた
数年後
あの後
碧と水、桃と朱は結婚し
その後妊娠、
今では一児の母、父となった
俺はと言うと
家の前に捨てられていた子供を保護して
白亜と名ずけて育てていた
きっと、華の生まれ変わりかなんかなんやな…白亜は
ありがとな、華
愛しとんで
❦ℯꫛᎴ❧