ゆい
うわぁぁぁぁ!!!
ガタンッ
ゆい
(夢…?よかった…)
周りにみんながいて安心した。
先生
おー村田、どうした?まさか寝てたのか?
村田は私の苗字だ
ゆい
あ、えーっと…えへへ…
先生
ちゃんと授業聞けよーテストも近いんだし、来年度からは受験生だからな。
ゆい
は、はーい…
なの
何してんの笑夢でも見てたの?高いところから落ちる夢とか?笑
隣の席の親友がケラケラ笑いながら話しかけてくる
ゆい
うん、階段から落ちるっていうか突き落とされる…夢。
なの
突き落とされる?誰に?
ゆい
わかんない。お前も死ねって言ってた。
なの
なにそれ怖っ
ゆい
やけにリアルでさ、めっちゃ怖かった…
なの
疲れてるんじゃない?最近吹部忙しそうだし。
ゆい
かも。
なの
今日くらい部活休んでゆっくりしたら?
ゆい
休めたら苦労しないよー…
なの
それもそうか。ま、今日は早めに寝なさいね。明日提出の課題も無いし?
ゆい
そうする。
ゆい
はぁ……
昼間あんな夢を見てしまったからか少し寝るのが怖い。だからといって全然眠くない訳でもない。むしろ吹部の練習のせいで疲れていて眠い
ゆい
なんだったんだろ…
なのに疲れてるだけだからあんまり気にするなって言われたけどどうも気にかかる
ゆい
いいや、寝よ
少し怖いから今日は豆電球にして眠りについた
ゆい
…あれ?
ゆい
私いつの間に学校に…?
いつの間にか私は制服を着て学校にいた
ゆい
(この感じ…あの夢と同じ…)
???
…さない
ゆい
!!!
ゆい
誰っ?!
後ろを振り返ったが誰もいない。確かに後ろから声が聞こえたのに
???
お前らだけは許さないっ!!!
次の瞬間首を誰かに掴まれた
ゆい
うぐっ……がっ……
ゆい
やめ……てっ……
がっちりと掴まれた首はすごい力で締め付けられる
私は後ろを向いて誰か確認しようとするがそれはかなわず意識が遠のいていく
ゆい
やめてっ!!!
ガバッ
ゆい
はぁ……はぁ……
ゆい
まただ……
時計を見ると夜中の3時をまわったところだった
この後寝る気が起きなかった私は本を読んで気持ちを落ち着かせることにした。






