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しん
スピーカーの声
目の前に広がっていたのは椅子に縛られていた人の姿だった
そこに座っていたのは
けんと父の姿があった
そして…
けん
父
スピーカーの声
しん
しん
父は酒癖が強くそれに耐えきれなくなった母が家を出て行ってしまった
酒を飲まなければとても優しい父だった
父
父
しん
しん
父
父
しん
しん
母
父
母
━━━━━━━━━━━━━━
父
母
母
しん
母
母
しん
この時僕はまだ気づいてなかった
母が暴力を受けていたことに
ガチャ
母
母はふらつきながら僕のベッドに入った
しん
母
しん
しん
母
母
母
数ヶ月後
母はこの家を出て行ってしまった
すると父の酒癖がもっと強くなり僕に当たるようになった
父
父
しん
父
父
しん
僕の人生が壊れたのは父が原因であるのかもしれない
会社には行かなくなりずっと酒ばかり飲んでは僕に暴力を振るったり暴言を吐いた
学校に行ってもいじめられ、家に帰ってもあざが増え続ける毎日
僕にはもう居場所がないと思っていた
だけどこんな僕を救ってくれる人がいた
ゆき
しん
ゆき
しん
しん
しん
ゆきは小学生からの唯一の友だち
いつも僕を助けてくれる
ゆき
ゆき
しん
しん
ゆき
ゆき
しん
ゆき
ゆき
しん
しん
ゆき
目を上げるとそこにはたくさんの星と光り輝くぼくらの住んでいる街が広がっていた
しん
ゆき
ゆき
しん
いつからだろうかわからないが僕はゆきに好意を抱いていると気づいたのはこの時だった
━━━━━━━━━━━━━━
しん
ゆきの姿もそこにはあった
ゆき
スピーカーの声
しん
スピーカーの声
しん
けん
スピーカーの声
スピーカーの声
父
ゆき
しん
けん
けん
スピーカーの声
次回に続きます
❤をいただけるととても幸いです