テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

僕らに伝えたいこと?

ノア

1つ目は……ワタルとユウの2人に

俺らっすか?

ノア

あぁ。2人はあの日から、毎日欠かさず訓練をして、頑張っているね

あー……まぁ、そっすね

褒められることに慣れていないのか、 少しそっけなくなるうらたさん

ノア

使いになりたての頃から強かったけれど、今では倍以上に強くなった。

ノア

2人に伝えたかったことは……“上位使いへの昇進”だよ

っ……!!

え、それって……!!

ノア

魔法界は、2人の力を認める。おめでとう、ワタル、ユウ

2人が、上位使い昇進……!!

う、うらさんっ!! やった! やったぁ〜!!

マジか……! 俺ら……!!

すげぇ〜!! うらたんさかたん! おめでとー!!

みんな一緒に、まるで 自分のことのように喜ぶ

彼方

っ……

真冬

あれ、そらるさん、なんか泣きそうになってません?

彼方

っ、だって、お前の時も見届けてたんだから、そんぐらい別に良いだろっ!

そっか、昔の僕も2人みたいに強さを 求めて頑張ってたわけだし……

あの時そらるさんは、上位使いに なった僕よりも喜んでくれてたっけ

みんなの先輩として、昔も今も、 本当に嬉しかったんだろうなぁ

翔太

ふふっ、いや〜でも、みんなが上位使いになっちゃうの、ちょっと寂しいなぁ

寂しいって、つっきーも上位使いやないん?

翔太

ううん、僕は普通の使いだよ

えっ、お前史上最強じゃないの?

翔太

そうだけど……ほら、僕は才能はあっても、魔力がほとんどないわけじゃん?

真冬

あ、そっか、魔力は借り物だし……

翔太

うん、だから僕は、別に上位使いってわけじゃないんだよね

彼方

……あれ、そういやお前、魔力補充してもらったのいつ?

少し鼻声になりながら、 そらるさんがそう聞く

翔太

え? ……あれ、いつでしたっけ?

ノア

確か……私が補充したのは、あの事件の時だけじゃないかな

真冬

ってことは、それだけで数ヶ月戦ってたってこと?

翔太

いや、流石にそれは無理が……の、ノアさん、あの時そんなに魔力くれたんですか?

ノア

いや、そういうわけではないよ。その耳飾りにも、容量の限度はあるはずだから

じゃあ、なんで天ちゃんは ここまで戦ってこられたんだ……?

テオ

え……? ショウタさんの魔力ってわけではないんですか?

不意に、純粋な疑問というふうに、 テオ君がそう聞いてくる

翔太

ううん、僕は元々魔力がほとんどなかったから、それはありえないと……。

翔太

……いや……?

何か心当たりがあるのか、 考え込んでしまった天ちゃん

真冬

どうしたの?

翔太

……あ、ううん。何でもない。

翔太

それよりノアさん、僕らに伝えたかったことって、まだあるんですよね?

あれ、今、誤魔化された……?

ノア

……あぁ、もう一つあるよ。

ノア

これは、ショウタとカナタ、そしてシャノンへの任務

彼方

……!

ノア

内容は、日本国長崎への遠征。

ノア

そこで、とある闇使いが暴動を起こすという情報が入ってね。3人には、それを止めに行って欲しいんだ

翔太

分かりました

シャノン

え……あ、あの、それって私が行っていいんですか?

シャノン

この2人を抜粋するってことは、相当な強さの使いってことですよね……?

ノア

あぁ、それなら問題ないよ。

ノア

シャノンも、ワタルやユウと共に頑張っているんだよね。その力で、2人の援護をして欲しいんだ。

ノア

危なくなったら自分の命を優先して、無理をせず2人に任せること。だから、力試しと思ってもらって構わないよ

シャノン

……! 分かりました、最善を尽くします!

ノア

そしたら、遠征の詳細だけど……

〜??? side〜

 

明日の19時からって空いてます?

天月

空いてるよ〜

天月

お、ゲームかなんかする?

 

そらるさんも呼んで3人でエペ配信したいなーと

天月

いいよー、僕から声かけとくね!

???

よしっ……

ずっと……ずっと気になってたんだ

俺だけじゃない、きっとみんなもそう

???

明日、絶対に暴いてやる……!

彼方

……もしもし?

翔太

『あ、もしもしそらるさん。』

翔太

『明日の19時からって空いてます?』

彼方

一応空いてる。なんか用事?

彼方

明後日が長崎遠征だけど

翔太

『あ、遠征……。』

翔太

『……ま、まぁ! 移動手段テレポートだしそれはいいとして!』

彼方

おい、絶対忘れてたろお前……

翔太

『あ、あはは〜……』

彼方

で、明日の19時から何?

翔太

『あぁ、えーっと、実は明日……』

翔太

『なるせ君から、エペ配信しようって誘われてて』

かえで

かえでです

かえで

さあ、再び新たな人の影が見え始めました…!

かえで

まずは、うらさかがとうとう上位使いへ昇進!

かえで

そしてそら96月には、長崎での任務が課されました!

かえで

長崎では、一体何が起こるのか……

かえで

そこの歌い手といえば……?

かえで

「7つの音色」っていうサブタイトルの意味も、そろそろ分かってくるのではないでしょうか……

かえで

さてさて、また少しずつ物語が動き始めます……!

かえで

次回お楽しみに!

かえで

おつえで!

魔法使いは何を唱う? ー7つの音色ー

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

150

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚