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あれから20分ほどが 経っただろうか。
チラッと時計を見て謝るたっつん。
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呼び捨てっ！
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何かを思い出させてしまったか。
目を逸らし、顔をしかめる 彼を見て察した。
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言わないよ。
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良いからねっ！( ﾆｺｯ
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そう言って、また目に涙をためる。
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似合うんだからっ！( ﾆｺｯ
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したことある…？
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始めてのお出かけで、 目を輝かせるたっつん。
それが何だか可愛くて、思わず 笑みがこぼれる。
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あったら言ってね！
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しばらく散策し、何かを 見つけたようで足を止める。
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行きたい所が…、)
ﾁｮｷﾁｮｷ…、
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確かに、整った顔が隠れる くらい長かったから、
切ってみても いいのかもしれない。
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感じになるんだろ~？)
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俺が色々考えている間に 切り終えたのか、
ぎこちなく俺の名前を呼ぶ。
顔を上げてみると、左側から 分けられたかっこいい髪型に。
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ございます…///
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そう言って、何か不満そうな 顔をしている。
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目立つのは嫌です。
たっつんの言う "この傷"はきっと…、
左目に斜めについている 傷のことだろう。
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言ってたな…、)
たっつんを物扱いしたのは 未だに許せないけど。
まぁ、そんなことは 置いといて、
傷が目立っちゃうのは 何とかしたい。
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ｽｯ…、( たっつん付
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ｶﾀﾝｯ…、( 鏡
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じゃぱぱっ！( ﾆｺｯ
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どういたしまして！
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みたいで良かった…！)
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行ってあげよっ！)
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？？？
？？？
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？？？
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？？？
？？？
？？？
to be continued…
新しい人物が…！？
一体何者だ？🤫
誰なのか予想してみて下さい😉
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝ ♡1500
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