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狐の隠れ家

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狐の隠れ家

6 - 第6話 狐の神様と幼い2人

♥

764

2025年03月13日

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今日は休日 学生達も神社の前を通ることなく ただただ秒針が鳴り響く

水は縁側に座り、狐達が持ってきた お茶と和菓子に手をかけた

暖かいお茶が水の喉を潤す

寒い北風により冷めた体が 暖かくなっているのを感じる

@ 水

美味し…最高~

そう言う彼の顔には笑みが溢れて、 昨日までの冷たい瞳が嘘のようだ

@ 水

赤くん…大丈夫かな、…

『赤…賽野 赤…っ、』

彼の震えた瞳と声を思い出すと 今すぐにでも飛び出して 助け出したい気持ちに陥ってしまう

ずっと彼と彼の弟達が目の奥に映り 全てが間にならない

余った時間にふと思い出し 他のことにも集中出来なかった

自分でも不思議なくらい 彼らのことを気にかけている

@ 水

…、何でだろ

水は規則正しく鳴る時計を ぼんやりと眺めた

そんな時、誰かが神社の階段を 登り始めた

水は急いで姿を消し、 様子を伺う

登っているのは幼児と、 保育園ぐらいの男の子の2人

@ 水

(五月蝿くならないといいけど…)

幼い2人は手を握りながら 階段を登る

保育園ぐらいの男の子は 深い青色の髪と目をしていて 太陽の光に当たる度に輝いていた

弟か、親戚かの幼児の手を しっかり握り、幼いながらに エスコートをしている

彼の手に連られ、階段を登る幼児は 透き通る茶髪に、光に溢れた黄色のグラデーションの髪色

眩しい光を集めた様な純粋な瞳 太陽の擬人化のような子だ

@ 黒髪と黄髪の幼児

…にぃに、ちゅかぇぁっ

(お兄ちゃん、疲れた) ↑翻訳ね

@ 青髪の男児

あともう少しだよっ!

@ 青髪の男児

ゆーくん、がんばろ?

@ 黒髪と黄髪の幼児

やぁっ、…ちゅかぇた!

(嫌だ、疲れた)

@ 青髪の男児

ダメだよゆーくん、

@ 青髪の男児

おこられちゃうよ、…

@ 水

(頑張れ~、!)

一生懸命に階段を登る2人を 保護者のように応援する水 その瞳は温もりに溢れ、 穏やかな目をしている

茶髪の幼児が1段登った時、 手がぐらつき、階段を踏み外した

@ 黒髪と黄髪の幼児

…あぇ、っ?

@ 青髪の男児

…!?ゆーくん!!

@ 水

(危ないっ!!)

水は急いで手の中に神力を集め 茶髪の幼児の周りに彼を保護する ガードを作る

そして彼の落ちるスピードを緩め、 青髪の男児の手を届かせた

@ 青髪の男児

ゆーくん!大丈夫!?

@ 黒髪と黄髪の幼児

…うぁ…っ、にぃに…

@ 黒髪と黄髪の幼児

…こぁかっちゃぁ、っ…

(お兄ちゃん、怖かった)

@ 水

(セーフ、…)

茶髪の幼児をしっかり抱きしめ 青髪の男児は胸を撫で下ろす

@ 青髪の男児

よかった、…

@ 青髪の男児

もうかえろっか、ね?

@ 青髪の男児

お兄ちゃん達が、いっしょの時にまた来よう?

@ 黒髪と黄髪の幼児

うん、っ…!

2人は神社の鳥居に背を向け、 階段を一段一段丁寧に降り進める

二度と転びそうにならないように、 青髪の男児は幼児の歩幅に、 しっかりと合わせた

@ 水

あの子達に幸運が訪れますように。

水は2人の幸運と 神の御加護を願った

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コメント

3

ユーザー

…これからどうなるのか!気になる(っ ॑꒳ ॑c)

ユーザー

さいこうすぎます、、これっていれいすのほとけくんの物語ですよね!?違ったらすみません!

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