紅崎 愛菜
あぁ…
やってしまった。
学校で症状を出したくなかった
波紀 結花
愛菜落ち込み過ぎ!
波紀 結花
もっと元気出して!
紅崎 愛菜
…
紫 千絵
愛菜、気持ちは分かるけど、もっとポジティブで居よう?
紅崎 愛菜
…うん…
紅崎 愛菜
でもさ…1個聞いていい?
波紀 結花
何?
紅崎 愛菜
アタシ達…これからどうすればいいと思う?
紅崎 愛菜
あれだけの人数殺したんだから…
3人
…
紫 千絵
ねぇ…
紫 千絵
もし指名手配にでもなったらさ…
紫 千絵
皆で仲良く逃亡しよ?
紅崎 愛菜
えっ…
波紀 結花
えっ…
紫 千絵
私達には魔法少女って言う逃げ場がある。
紫 千絵
なら魔法少女の仕事に逃げてしまえばいい。
一生を魔法少女に使っちゃえばいいんだよ
紫 千絵
言ったら失礼かもしれないけどさ…
紫 千絵
どうせ…
紫 千絵
将来の夢なんて奇病を患った時点でなくなったでしょ?
紅崎 愛菜
…そうだね…
波紀 結花
…うん
紫 千絵
なら人生を魔法少女に捧げよ
これまでの罪の報いとして
世界を守る
紅崎 愛菜
…そっか…
紅崎 愛菜
…そうだね…!
波紀 結花
でも今のところ最善な案は千絵のやつしかないんじゃない?
紫 千絵
これ以外良い案がないんじゃない?
私達は普通の人間とは違う考え方しか できない。
人道から少し踏み外したような
狂った考えしか頭に出てこない
でもその考えが
3人の仲を繋いでいるから。
それぞれを守っているから。
紅崎 愛菜
わぁーい!!
紅崎 愛菜
何も我慢しなくて良いんだ!
紅崎 愛菜
何も気にしなくていいんだ!
紫 千絵
私もここなら遠慮なく怪我しても良さそうね…
波紀 結花
いや遠慮なくはだめでしょ!?
波紀 結花
自分の体ぐらい大切にしよ!?
紫 千絵
ふふっ(笑)
紫 千絵
冗談だよ(笑)
波紀 結花
シャレにならん!!
紅崎 愛菜
ふたりとも、ありがとう!
波紀 結花
まぁでも、いいってことよ!
紫 千絵
それ結花が言うセリフじゃないでしょ?(笑)
波紀 結花
えぇ〜?