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今回はついに

ふっかママ・パパの

死の真相について

お教えします

※一話参照

不慮の事故だと思われた両親の死

しかし、両親からは遺言状が遺されていた

まるで、自分たちが死ぬのを分かっていたような奇妙な行動

それにはきちんとした意味があって・・・?

テキストが出てるのはふっかsideです

それではどーぞ!

あべちゃん

辰哉様、大事な話があります

ふっか

なにそれ?

あべちゃん

お父様とお母様がなぜ交通事故にあったのか

あべちゃん

です

ふっか

あー、遺言状があったんだもんね

あべちゃん

そうですね

あべちゃん

しかも、交通事故にあう3日前に私は遺言状を預かっておりました

ふっか

つまり自分たちが死ぬことを知ってたみたいだよね

あべちゃん

はい

あべちゃん

では、落ち着いて聞いてください

ふっか

・・・

あべちゃん

お父様とお母様が交通事故にあわれたのは偶然です

ふっか

は、えそうなんだ!

あべちゃん

遺言状を書いていた理由は

あべちゃん

二人ともがんを患っておりました

ふっか

っ・・・!

あべちゃん

余命だけは私にも教えてくれませんでした

ふっか

でも、なんであべちゃんが執事に選ばれたんだろう?

あべちゃん

私は小さいころ母親に捨てられました

あべちゃん

ここにくるまでずっと施設で育ち、18歳の時に辰哉様のお父様とお母様に

あべちゃん

助けていただいたのです

ふっか

助けた?

あべちゃん

私のいる施設は18才になったら

あべちゃん

施設を出て暮らさなければならないのですが

あべちゃん

アルバイトを掛け持ちしていた私は体調を崩してしまい

あべちゃん

アルバイトをやめなければなりませんでした

あべちゃん

その時にお父様とお母様にであったのです

あべちゃん

住むところと仕事を紹介してくださり、今に至ります

ふっか

へ~~~~

あべちゃん

だからがんだと聞いたときはとても悲しくて

あべちゃん

恩返しができなかった自分が一番憎いです。今でも

あべちゃん

私にできることといえば辰哉様のお世話くらいしかできませんので

あべちゃん

たくさん頼ってくださいね!!

ふっか

うん、ありがとうあべちゃん!

あべちゃん

さぁ~て、ご飯食べましょ!

ふっか

うん!

くうっ くっくっ ううっ うっうっ

めっちゃ泣き声が聞こえる・・・

てか、起きちゃった

この声はあべちゃんだな

あべちゃん

あ、辰哉様起こしてしまい申し訳ありません

ふっか

んーん、だいじょーぶ

あべちゃん

もう寝ます

ふっか

まって

ふっか

ギュッ

あべちゃん

辰哉様?

ふっか

げんきでたでしょ?

あべちゃん

はい ニコ

heiwadana~~

あとがきなし

ばいばい!

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