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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

sha

……

ここ1ヶ月で、俺は完全に壊れた。

自分で言うのもなんだが、

もう、精神的に疲れた。

sha

…はは…っ、

自分を見失って

ナイフで自分を切りつけるばかり

いつからか、なんでこんなことをしてるのか

自分でも分からなくなった。

sha

sha

助けて……っ、

sha

誰か…っ、……ッ

こんな小さい声

誰にも届くはず無かった。

shp

……っシャオ…さん…、?

シャオさんの部屋の中から

人の嗚咽が、小さく弱々しい声が聞こえた。

shp

…っ、

shp

今……空いてますか…っ、?

返事は無いと分かってる。

でも、誰も何もできないなら

俺が踏み切るしかない。

ギュッ、 と拳を握った。

先輩1人の事に気づけない自分に

嫌気がさして、ただ悔しかった。

後悔ばかりを考えていると

ガチャ と音を立てて目の前の扉が開いた。

sha

…、

sha

ごめんごめんっ( 笑

sha

どうしたん?、( 笑

shp

…、

扉から出てきたシャオさんは

目の下に隈ができてて、前よりも

まあまあ痩せ細っていた。

さっきまで泣いていたのか

目も赤く腫れていて

見える位置いろんな所に傷があった。

shp

大丈夫……っすか…、?

sha

大丈夫、大丈夫……

無理して笑おうとする

そんなシャオさんによく分からない感情が湧き上がった。

shp

大丈夫訳なくないですか…っ?!( 大声

sha

……っ( ビクッ

shp

あの日以来、久々に話せたと思ったら

shp

そんな姿で……っ、絶対大丈夫やないでしょ…っ!?( ヾ

sha

……っ、

シャオさんの目に涙が溜まった。

shp

shp

ワイやったら頼りなかったですか…っ

sha

ちがッ……っ、そんなんじゃ…っ

shp

shp

ごめんなさい、言いすぎましたね……!笑

shp

良かったら……ちょっと話しません?、

sha

…っ

sha

分かっ、た……っ、入ってや( 笑

sha

……

机の上には散らかった書類や

散らかった薬のゴミ、血のついたナイフが

雑に、適当に置かれていた。

sha

ごめん、汚いよな…、っ( 笑

shp

…、

shp

いや……しょーがないっすよ。

sha

…、

sha

それで……っ、なんで俺なんかの部屋来たん…?

sha

俺になんか用無いはずやろ……ッ?

shp

…、単純に心配になったからっす

sha

……

shp

だって、誰にも顔見せてないし

shp

いざ部屋に来たら

shp

めっちゃ傷だらけやし、

shp

……

shp

もう大丈夫やないんでしょ

sha

…っ、

sha

大丈夫やって、別に

sha

心配なんでせんくてええんよ

sha

したって無駄なだけやから

sha

どうせさ…( 笑

shp

今…シャオさんは何したいっすか

sha

え……っ?

shp

今したいこと、なんかないんすか?

sha

今したいこと……、

本当のことを言っていいなら

「 死にたい 」って言いたい。

最近ずっと劣等感ばっか感じて

みんなに着いて行けない気がして

辛くて、苦しくて

でも、死ぬ時は誰かに止めてほしくて

誰かに、助けてほしくて

shp

なんでも良いっすよ。

sha

……

sha

…死にたい……っ

shp

……っ

sha

正直、ずっと悩んでた

sha

このままだったらみんなに迷惑しかかけないって

sha

ずっと考えててん…っ( 笑

shp

…、

ボロボロ涙が溢れてきた

そしたら、ショッピ君はそっと抱き寄せてくれて

頭を撫でてくれた。

ゾムの時みたいに、優しくしてくれた。

sha

でも…っ、さ…っ

sha

でもさぁ……っ、

sha

やっぱ…ッ、死ぬの…っ

sha

怖いよ…っ、( 泣

shp

うん……、( 抱 撫

sha

みんなに…ッ忘れられるんや…、ないかなって…ッ

sha

嫌われるん、ッちゃうかなって……っ

sha

怖かった…っ、ッ( 泣

もう、とっくに笑うことなんてできなくなってた。

sha

……っ、( 泣

shp

…偉いよ( ヾ

sha

ぅぐ…っ、ッひぐ…ッ

sha

ぅあぁぁあぁッ…ッ(ヾ

shp

……っ

shp

…( ヾ

sha

ごめん…ッ、無能、で…ッ( ヾ

sha

めいわく…ッばっかで……ごめん…ッ、( ヾ ギュッ

shp

……迷惑ちゃいますよ…笑

sha

うぁぁあぁあんッ、っ( ヾ

枯れていた涙も

心の中での叫びも

全部

吐き出せた気がした。

自分の中で渦巻いてた感情が

全部、晴れた気がした。

shp

もぅ、大丈夫そうっすか?

そう言って、ショッピ君は

指で涙を拭ってくれた。

sha

ぅん……っ、ありがと…っ、ッ

shp

shp

立てますか…っ?

sha

…ん、

shp

じゃあ、着いてきてください

shp

夜だけど、ロボロさんが教えてくれた

shp

すっごい綺麗な場所があるんで

shp

多分、シャオさんも知ってると思いますよ

sha

…!、うん……っ

sha

ぁ……っ、ここ…

shp

ほら、知ってますよね?

sha

…、( 頷

shp

ロボロさんとシャオさんって

shp

似た者同士なんすよ、結構

sha

えっ…そうなん…?

shp

誰にもなんも言わへんとことか

shp

1人で溜め込むとことか

shp

頼もしいとことか……上げたらキリがないんすけど

sha

……、

shp

まあ……どっちも

shp

ワイの仲良い先輩なのには変わりないんすけどね

sha

…そっか、

sha

……

sha

なんか……、照れくさいな笑

shp

…戻ります…?

sha

んーん、まだいる…

shp

…、ふふっ笑

shp

了解です笑

ショッピ君はこういう時

すごく寄り添ってくれる。

普段は毒を吐くけど

やっぱり誰にも譲れない優しさってのが

無自覚なだけでショッピ君の中にはあるんだと思う。

俺の中ではショッピ君も大事で大好きな後輩

あんな情けないところ、見せたくなかったけど

心がスッキリした。

sha

ありがと、ショッピ君( 微笑

shp

…、こちらこそ( 笑

sha

そんじゃ、戻ろっか

𝕟𝕖𝕩𝕥➯➱➩ ♡500

ヒール。〚完結〛

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1,664

コメント

38

ユーザー

コメント失礼します.ᐟ‪ sypナイスゥゥ.ᐟ‪.ᐟ‪これからshaチャン元気になって欲しいですなぁ💭

ユーザー

あぁぁぁああああぁぁぁぁぁ…sypくんがここで来るのすこ…🫶 もう涙袋崩壊案件ですよ…(?)

ユーザー

p君まじすか え、まじすか (

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