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遥輝
ん……ふわぁーあ…
遥輝
あれ、もう朝？
遥輝
あ、そうだ。今日は工藤と水族館行くんだった。急いで準備しないと！
遥輝
家の鍵良し、ちゃんと着替えた。戸締りもOK
遥輝
早く行こっと！
工藤
お、来たな
遥輝
ごめん……待たせちゃったかな…？
工藤
大丈夫だ。俺も今来たしな
遥輝
そっか！じゃあ行こ！
工藤
おう
遥輝
うわ～！すごーい！(目キラキラさせて見てる)
工藤
はは、楽しめてるなら良かった
遥輝
連れて来てくれてありがとね！
工藤
別にお前のためじゃねぇし…俺が行きたかったのとお前が行きたかったのが重なったからだし…
遥輝
でも、一緒に来れて嬉しいな！
工藤
そうかよ…(顔赤らめて顔逸らしてる)
遥輝
工藤
工藤
んあ？どうした？
遥輝
あの時さ、助けてくれてありがとな
工藤
あの時？
遥輝
ほら、お前が告った日
工藤
…あぁ、あん時か
工藤
お前が危機感ねぇからだろーが
遥輝
それでも、俺は…助けてくれて嬉しかった。ありがとな
工藤
別に……俺のためだし……(最後ら辺ボソボソと)
遥輝
その後遊園地にも連れてってくれたしな！俺は工藤と付き合ってから毎日楽しいぜ！
工藤
……ったく、天然タラシが…
遥輝
へ？なんて？
工藤
なんでもねーよ
遥輝
？そっか
遥輝
………
工藤
どうした？
遥輝
いや……ちょっと……ううん。なんでもない
工藤
気になんじゃねぇかよ。教えろ
遥輝
………ちょっと昔思い出しちゃってね
工藤
昔……あぁ、なるほどな
工藤
……気にすんな
遥輝
えっ？
ｷﾞｭｯ
遥輝
っ！？
工藤
気にすんなってば、周りの視線とか、言葉なんか気にすんなよ。俺はお前が好き…なんだからよ…
遥輝
……そっ……か…
遥輝
そっか。ありがと
工藤
べ、別に…お前のためじゃねぇって…
遥輝
それでも！ありがとね！
工藤
別にいいが…
遥輝
あはは、歩き疲れちゃった。帰ろ
工藤
…なら
ﾋｭｯ
遥輝
！？！？
工藤
こうすりゃ歩かなくていいだろ
遥輝
だからといってここ公共の場！いきなりお姫様抱っこは辞めてよ～！
工藤
はいはい帰るぞ～
遥輝
ねぇ聞いてる！？
工藤
はいはい聞こえない聞こえない
遥輝
絶対聞こえてるよね！？
遥輝
ねぇ！ちょ！工藤！？
工藤
はい帰るぞー
遥輝
工藤ぅぅぅぅぅぅ！
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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