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皆さんは 《神様》 というものを
信じますか?
私は
『NO』です。
居るわけがない
と、思っていました
私はミカ。
オカルトなどを信じない 今日で17歳の学生
ただいま絶賛 現実逃避中
ミカ
はじまりは、一時間ほど前
友達と遊ぶ約束をしていたときのラインからはじまる。
すみれ
すみれ
うっかり、手元のスマホを握り潰しそうになる
ミカ
まわりをみると そこらじゅうに
カップル
カップル
カップル
ミカ
ミカ
一人で愚痴っていると 空に光る月を見つけた。
ミカ
ミカ
ミカ
ミカ
すると、急に目の前にイケメンが 現れた。
カッコいい‥‥なーんて 思っていたら、急にイケメンスマイルで
神様
ミカ
ミカ
神様
ミカ
『か・み・さ・ま』
神様
ミカ
ミカ
神様
ミカ
そういいはなつと その場から走り去る
それでも自称神様は ずっとついてくる
10分ほど走ったあと 後ろについてくる自称神様に
ミカ
通行人
その友達
ミカ
すみれ
ミカ
ミカ
と、自称神様を指差す
すみれ
ミカ
すみれ
ミカ
間違いなく自称神様に指を指したはずなのに‥‥
あれ?自称神様はどーやって追ってきてたっけ?
汗ひとつかいてない。 しかも、浮いて、る?
神様
神様
ミカ
神様
ミカ
通行人
ミカ
神様
ミカ
ミカ
ミカ
ミカ
ミカ
神様
ミカ
神様
ミカ
神様
ミカ
神様
ミカ
神様
ミカ
ミカ
そのあとはとても楽しかった
飾りつけをしたり ケーキをつくったり、
まるで、本当のカレカノみたいだった。
ミカ
神様
神様
ミカ
神様
『月』
ミカ
神様
神様
ミカ
神様
力強く窓から飛び降りる彼をただ呆然と見つめていた
我にかえりすぐに窓のそとを見下ろすけれど
そこには誰もおらず
ただ、月が輝いていた
今でも月をみると
彼のことを思い出す
いつか、また会えるかな
『お願いします。神様』
『どうかもう一度』
貴方に 会いたい