TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
君と私の一年タイムリミット。

一覧ページ

「君と私の一年タイムリミット。」のメインビジュアル

君と私の一年タイムリミット。

12 - 君と私の一年タイムリミット。#12

♥

120

2020年03月09日

シェアするシェアする
報告する

3人で喋りながら家への道を歩いていると

前方から聞き覚えのある声が聞こえた。

???

あれ?

???

まふくんにそらるんに......

???

???

......こめこさん?

柚木 明日香

あっ..はい

いきなり名前を呼ばれたことで少しどもってしまいながらも返事をした。

一ノ瀬 彼方

お。
96ちゃんか。

黒木 棗

そーそー

黒木 棗

96ちゃんやで

柚木 明日香

あ!

柚木 明日香

歌い手さんの!

黒木 棗

ヘヘッ。

少し自慢げに微笑む。 彼女は「96猫」として活動している歌い手だ。

藤堂 真冬

藤堂 真冬

にしても

藤堂 真冬

こんな朝からどうしたの?

黒木 棗

んー?

黒木 棗

コンビニ行ってきたとこ。

彼女はそう呑気に笑った。

聞くと、黒木 棗さん 通称:96ちゃん は私たちと同じマンションらしく 一緒に帰ることになった。

マンションに着くと私達はお互いの部屋に入っていった。

柚木 明日香

柚木 明日香

ふーっ。

柚木 明日香

ただいまっ!

そう呟くとツユが嬉しそうに私の元に走ってきた。

柚木 明日香

はぁぁ。

柚木 明日香

1人にしてごめんねぇ。。

謝るとツユは私にくっついて戯れてきた。

私はすぐに寝る準備をし、ツユと一緒に布団に入った。

真冬side

藤堂 真冬

藤堂 真冬

藤堂 真冬

ふぐッ!

いきなり誰かに顔面を殴られた。

犯人は誰かと起き上がりあたりを見渡す。

キョロキョロしていると 僕の膝の上で 「にゃあ。」 と犯人の声が聞こえた。

藤堂 真冬

犯人はお前かぁ〜。

僕が声をかけたのは「いろは」。 いろはは、自分が悪いことをしたのを自覚しているのか、

僕の膝の上で 小さく丸くなった。

藤堂 真冬

ふふっ。

藤堂 真冬

可愛いなぁ。

まだ寝ていたかったのにいきなり起こされたのは少し癪だったが、

こんな可愛らしい いろはを怒る気など到底起きなかった。

藤堂 真冬

もうちょっと寝かせて....

まだ眠いのでもう少し寝ようと布団に入った。

案の定、いろはは遊んで欲しいのか 「にゃー」 と泣きながら僕を踏みつけてきた。

藤堂 真冬

あー
もうわかった。
起きるから....

僕は寝るのを諦めて潔く起きることにした。

藤堂 真冬

はぁー
朝ごはん作るのめんどくさい。。

藤堂 真冬

コンビニ行こ。

僕はいつものように適当に着替えて近くのコンビニまで歩いた。

買い物を済ませコンビニを出ると、何やら見慣れた人物が歩いていた。

藤堂 真冬

あ、そらるさーん。

一ノ瀬 彼方

ん?
まふおはよう。

僕の相方、そらるさんだ。

藤堂 真冬

どこか行くんですか?

一ノ瀬 彼方

コンビニ。

即答。 大体の歌い手は考えていることが同じなのだ。

一ノ瀬 彼方

ところでさ。

一ノ瀬 彼方

こめこの歓迎会しない?

藤堂 真冬

いいですね!

めずらしいそらるさんから提案なので僕は2つ返事でokした。

藤堂 真冬

じゃあみんなにもLINEしておきますね。

一ノ瀬 彼方

よろしく。

LINE

まふまふ

みんな〜

うらた

どした?

さかたん

(  ・᷄-・᷅ )

96猫

なんぞ

天月

なになに?

まふまふ

この前
マンションに引っ越してきた人いるじゃん?

96猫

こめこちゃんな。

さかたん

へぇ〜。

まふまふ

そらるさんからの提案で
歓迎会しようと思うんだけど

まふまふ

どうかな。

天月

いいね‼️

うらた

どこでするの?

まふまふ

まふまふ

じゃあ僕の家にしようか。

96猫

異議なーし!

天月

おけまる

さかたん

わかったー

うらた

なんかするの?

まふまふ

んー

まふまふ

歓迎会だしみんなでゲームしたり
お菓子食べたりとか?

96猫

んじゃ
わしとあまちゅ買い出しすんで。

天月

えぇー。

天月

いいけど。

まふまふ

了解!

まふまふ

じゃあそういうことで。

天月

(๑`・▽・´๑*)ゞりょ☆

96猫

!!( ๑>ω•́ )۶οκ

さかたん

('ω'◎)ワカッター

うらた

( ˆ̑‵̮ˆ̑ )

連絡を済ませ、僕はいろはとぽてとを撫でながら思った。

藤堂 真冬

(もしかしたら、’’あの事''を聞けるかもしれない。)
loading

この作品はいかがでしたか?

120

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚