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ゆず
美里の母様
美里の母親は今にも泣きそうな顔で俺に縋ってきた。
理玖(りく)
返事を返すと美里の母親は泣き崩れて父親の方へ行ってしまった。
理玖(りく)
さんざん逃げてきて、何もかもから逃げてきて…美里は病気とも俺とも向き合ってくれてたのにっ…
理玖(りく)
勇気を出せっ!俺は美里に伝えるんだっ…!
理玖(りく)
そういうと美里はほんのり微笑んだように見えた。
理玖さんへ これを全部読んでからボクに会いに来てください。 ボクは癌という病気です。 ○○入院しているからかならず会いに来て。 執事は通してくれないだろうから母様か父様に会うようにしてください。 ボクは癌になって1週間後あたりに理玖さんを見つけました。 外に出るのが嫌になって、けど光が恋しくなって窓の外をを覗いた時でした。 理玖さんは昼間なのに公共の場なのに泣き崩れていて、そんな理玖さんを見て苦しんでいる人はボクだけじゃないのかもしれないって思いました。 今思えばその時が理玖さんの叔父が亡くなった時だったんだと思います。 それから徐々に理玖さんについて知りたくなってボクの家の前は理玖さんの通学路だと知りました。 外には出ないけど、理玖さんのことを目で追うことが習慣になってました。 その時から理玖さんのことが好きでした。 ボクが昼間を好かない理由は普通に生活できていないボクと普通に生活できている人を比べちゃうからです。 昼間は人が多いし、より普通に生活している人が目につきます。なので、昼間は好きません。
理玖さん、恋人になりたかった。 デートをしたかった。 パフェを食べたり、クレープを食べ歩きしたかった。 普通の子みたいに学校に通って理玖さんと制服デートしたかった。 もっと理玖さんと一緒にいたかった。 ボクの自慢の恋人にしたかった。 ボクはなんで生きていたのか分からなかったけど理玖さんに出会って沢山の生きる意味をもらったよ。 愛してます。 雫石美里より