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20××年 5月
有明 視点
私が7歳の時。 隣の家に同じ学校の男の子がいた。 千秋って言うらしい。 歳が離れてるから話すことは無かったけど、登下校でよく見かけた。
帰り道、その子は困ってるおばあちゃんに気付き、一緒横断歩道を渡ってあげていた。
いい子なんだなぁと思いながら見ていたら、段差でつまづいちゃっててすごく心配しちゃった
それから私は帰りにその子の様子を見ながら帰るのが習慣になった
ーある日ー
有明
今日も私は千秋を見ていた。 ストーカーと言ったら人聞きが悪いけど、 なんか見守ってたいって思っちゃう
今日はなんだかいつもと様子が違った
千秋が暗い顔で公園に向かっている…
私は静かにあとをつけてみた
物陰から公園の様子を見てみると…
いじめっ子1
いじめっ子2
いじめっ子1
いじめっ子2
千秋
2人は千秋に対して暴言を吐いたり ものを投げつけていた
なのに千秋は何もせず ただ下を向いている
そのとき私は気づいたら飛び出していた
考えるよりも先に、千秋のもとへ 走り出したのだ
有明
いじめっ子1
いじめっ子2
いじめっ子2人は走って逃げていった
有明
千秋
千秋
千秋は怖かったのか 私にそっと抱きついてきた
正直ちょつと可愛いと思ってしまった
千秋
有明
千秋
有明
千秋
この日は千秋といっぱい話しながら 帰り道を歩いた