これは、僕が悲しむという感情を捨てたお話
僕は気付いたらとある小さな村にいた
自分がどうやってうまれたのか、自分がなぜここにいるのかは全くわからなかったけどわかっていることが2つあった
それは...僕が天候の神で言葉で天候を操ることができるということ
そして、人間は平等に扱わなければならないということ
この村の人たち
この村の人たち
天候の神
ザーーー(急に雨が降ってきた)
この村の人たち
この村の人たち
天候の神
ちなみに僕が干渉しなくても天気はちゃんと変わる
数日後
少し遠くの村の人間たち
この村の人たち
少し遠くの村の人間たち
少し遠くの村の人間たち
少し遠くの村の人間たち
この村の人たち
この村の人たち
少し遠くの村の人間たち
この村の人たち
天候の神
天候の神
天候の神
ザーーーーー(雨の音)
少し遠くの村の人間たち
少し遠くの村の人間たち
この村の人たち
この村の人たち
少し遠くの村の人間たち
少し遠くの村の人間たち
天候の神
天候の神
梅雨の時期になった
今日も雨が降っている
親らしき人物
親らしき人物
子供
子供
天候の神
天候の神
子供
この村の人たち
天候の神
子供
子供
天候の神
天候の神
1時間後
子供
天候の神
天候の神
天候の神
この選択は正しかったのか、僕は悩み続けた
だって、目の前で助けを求めている子供を、助けられるはずだった命を見捨てたから
そして悩み続けていたある日
天候の神
天候の神
この村の人たち
この村の人たち
天候の神
天候の神
天候の神
天候の神
隣の村にやってきた
子供
???
天候の神
天候の神
天候の神
ーー誰か助けてよぉ!!
天候の神
あれから少数を見捨てようとする度、僕の頭にはあの子供の声が響いていた
???
天候の神
天候の神
天候の神
天候の神
天候の神
そしてなんやかんやあって春を来させることに成功した僕
その後あの子と友達になるんだけど、それはまた別のお話
おしまい
シロユリ
クロユリ
シロユリ
シロユリ
コメント
1件
なんやかんやあったんだね