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恵
これからどうしましょう
硝子
五条は今任務中だ
真希
動くなら今、ということですか？
硝子
ああ
野薔薇
じゃあすぐに向かいましょう
野薔薇
帳の場所は分かってますし
パンダ
まあまあ野薔薇、落ち着けよ
棘
しゃけ
恵
動機が分かっていない
硝子
動機なら知っている
恵
え？
硝子
夏油傑、は知っているよな？
真希
その名前は聞きたくないですね
硝子
二年はトラウマだな
恵
で、夏油傑がどうしたんですか？
硝子
あいつは五条と付き合っていた
野薔薇
え？！
硝子
嘘じゃない
硝子
本当に付き合ってたんだ
恵
それがどうして今回のことに繋がるんでしょう？
硝子
夏油が死んだときの五条を覚えているか？
棘
明太子
パンダ
あの死にかけの悟だよな
硝子
私は五条が夏油の代わりに虎杖を利用していると思っている
恵
まさか
真希
あいつ教師だろ？
硝子
私が自制しろよって言ったとき、あいつは答えをはぐらかした
パンダ
黒だな
野薔薇
あいつ……
棘
ツナ〜…
硝子
あいつはそういうことをやる男だ
硝子
目の前のことに集中すると、周りが見えなくなって、善悪の区別がつかなくなる
恵
虎杖が心配ですね
野薔薇
助けに行かないと
硝子
すぐ向かおう
硝子
私が行ったところで大した戦力にはならないが
恵
五条先生には家入さんが適任でしょう
硝子
ああ
硝子
五条は私が止めるよ
真希
帳も上げないと
恵
行きましょうか
硝子
その前に、五条が本当に任務中か確かめておく
真希
そうですね
恵
向かいながらかけましょう
硝子
ああ
ﾌﾟﾙﾙﾙ
家入さんが五条先生に電話をかける
硝子
……ん？虎杖か？！
恵
虎杖？
真希
悟はどうした？
硝子
無事か？！
硝子
どこか怪我とかは？！
会話は出来ているようだった
家入さんが虎杖に説明していく
硝子
でも？
恵
家入さん、代わってください
硝子
虎杖、少し伏黒に代わるぞ
家入さんからスマートフォンを受け取った
恵
虎杖
悠仁
なんだよ
電話の向こうから虎杖の声が聞こえる
恵
お前は逃げられないのか、それとも逃げないのか？
悠仁
は？
少しの間がある
悠仁
俺は……
悠仁
逃げたい
悠仁
先生とはちゃんと話がしたい
家入さんにスマートフォンを返す
硝子
分かった
硝子
もう着くから出てきておけ
悠仁
分かりました
電話が切れる
恵
急ぎましょう
全員が小走りで帳の場所に向かった
主
第二十話、いかがでしたでしょうか？
主
第十九話の恵たち目線のお話でした
主
救出作戦開始です
主
虎杖を救うことはできるのか？！
主
次話をお楽しみにお待ちください！
主
後、第十九話、♥️1000ありがとうございます！！
主
最近忙しくて、お話のストックが無くなってきているので、毎日投稿できなくなるかもしれませんが、これからもよろしくお願いします！
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
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