(( がしゃんっっ!!!
ab.
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ab.
全部 、 俺が悪いんだ 。 俺が 、 生まれてきたから 。
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お母さんが渡してきたのは分厚い封筒 。 中に何が入っているかは言わずともわかる 。
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その目は恐ろしかった 。 人間を見る目じゃなかった 。 冗談抜きで 、 出ていかなかったら 殺されてしまうだろう 。
ab.
ここまで育ててくれた恩はある 。 感謝の言葉を述べてそう多くはない荷物を纏めて家を出る 。
ab.
ab.
ab.
高校生にもなって頼れる友達もいない 。 それに 、 こんな状況じゃ 大学受験なんてしてらんないや … 。
ab.
それだけ決めて行く宛もなく歩き出した 。
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騒ぎ立てる目障りなターゲット 。
sk.
さっさと死んでくれる ?
倉庫内に鳴り響く銃声 。
sk.
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息絶えたターゲット 。 処理はめんどくさいから適当に知り合いに頼んでおく 。
sk.
sk.
電話を終えた時 、 不意にスマホの通知が鳴った 。
sk.
sk.
軽く愚痴りながら次の現場へ向かった 。