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僕はこの世に生まれてから1000年、983年前から1度も歳をとったことがない。
亀でも鶴でも神様でもない
死んでもない。
でも僕はずっと、あの日から、
歳をとらない。
カーンカーンカーンカーン
踏切の音が鳴り響き、電車が僕の目の前を通過していく。 思ったよりも短かった電車はそのあとの静けさを知らない。 踏切のバーが上がり、僕は進み出す。
さな
線路の真ん中で、聞き覚えのある女子から話しかけられた。
竜斗
強い風が吹いた。 女子と話すなんて何百年ぶりだろう…。
でも不思議だ。
嗅いだことのある匂い。
馴染みのある顔。
僕を見る目が知っている目。
君は――。
竜斗
でも彼女は今この世には―――。
カーンカーンカーンカーン
踏切の音っ!
竜斗
さな
ギリギリで事故を避けることができた。2人ともぼーっとしてて反射できなかった。
まぁどーせ僕は死なないだろうけど。 彼女を守れてよかった。
さな
竜斗
春斗…か…。誰と勘違いしてるんだろ。
竜斗
さな
竜斗
彼女は泣きそうで驚いた顔をした。
そして苦しそうに、
さな
と、笑ってみせた。
竜斗
さな
…なんだ?この感じ。
なんか僕達。お互いを知っているようで
知らない。
さな
竜斗
さな
さな
竜斗
さな
さな
さな
竜斗
さな
竜斗
さな
さな
さな
竜斗
さな
チョコと…ケーキ…。
竜斗
さな
竜斗
さな
竜斗
さな
さな
やっぱり…。
竜斗
さな
もしかしたら…
もしかするかもしれない…
さな
竜斗
竜斗
さな
竜斗
竜斗
さな
竜斗
竜斗
さな
竜斗
さな
竜斗
さな
さな
竜斗
竜斗
竜斗
さな
竜斗
竜斗
竜斗
さな
さな
竜斗
さな
竜斗
竜斗
さな
さな
竜斗
竜斗
さな
さな
竜斗
竜斗
さな
竜斗
竜斗
竜斗
竜斗
さな
竜斗
竜斗
竜斗
竜斗
竜斗
竜斗
竜斗
竜斗
竜斗
竜斗
さな
さな
竜斗
さな
竜斗
さな
竜斗
竜斗
さな
さな
竜斗
さな
今から僕達の、神隠し伝説が、幕を開ける。