TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

ランキング

コンテスト

出版・メディアミックス作品

好きになってはいけなかった

一覧ページ

「好きになってはいけなかった」のメインビジュアル

好きになってはいけなかった

第10話 - 好きになってはいけなかった10

333

2018年09月30日

#RION

#恋愛

#いけない恋

#ハート&フォロー&コメントお願いします

#同級生

#胸キュン

RION

シェアする

笠原　悠真

まってよ、なっつ

笠原　悠真

嘘じゃん

笠原　悠真

だって、苗字違うし…

榎本　夏輝

うん、この夏…

榎本　夏輝

俺が間宮に、なるんです

笠原　悠真

鈴のおじさんどうしたの…

榎本　夏輝

知らない

榎本　夏輝

逃げたらしいですよ

笠原　悠真

逃げた…？

榎本　夏輝

俺の親父が、

榎本　夏輝

鈴ちゃんのパパです

笠原　悠真

じゃあ！

笠原　悠真

面会時間過ぎてるのに

笠原　悠真

今、行ってるのは

笠原　悠真

私が呼ばれたのは

榎本　夏輝

榎本　夏輝

そういうことでしたか

榎本　夏輝

それなら納得です

笠原　悠真

え、なにが

榎本　夏輝

多分、瑠色さんが笠原先輩を呼んだのは、

榎本　夏輝

榎本　夏輝

最期に、

榎本　夏輝

鈴ちゃんに会わせたかったからでしょうね

笠原　悠真

えっ！

笠原　悠真

さっ最期って！

榎本　夏輝

……なんでも、ないです

笠原　悠真

嘘やめてよ！

笠原　悠真

鈴が、死ぬって言うの！？

榎本　夏輝

それは……

笠原　悠真

榎本　夏輝

榎本　夏輝

とりあえず、病院に行きますよ

笠原　悠真

う……ん

そんなわけ……

ないよね！

病院にて

笠原　悠真

瑠色……

坂田　瑠色

ん、悠真

笠原　悠真

鈴は……

坂田　瑠色

あぁ、今寝てる

笠原　悠真

入らないの…

坂田　瑠色

俺は

坂田　瑠色

お前を待ってた

笠原　悠真

なん…で

坂田　瑠色

坂田　瑠色

親の次に、俺じゃなくて

坂田　瑠色

お前が間宮の顔を見るべきだ

笠原　悠真

なっ…なによ

笠原　悠真

私は、もう鈴の友達じゃ、

笠原　悠真

坂田　瑠色

こんな状況でも、

坂田　瑠色

まだそんなこと言うか

笠原　悠真

だって、

坂田　瑠色

そんなの…

坂田　瑠色

坂田　瑠色

俺がずっと好きだった悠真じゃない！！！

笠原　悠真

え……

笠原　悠真

瑠色……

坂田　瑠色

なんだよ、

坂田　瑠色

ホントのことだろ

坂田　瑠色

最近多いよな

坂田　瑠色

だってとか、なんでとか

笠原　悠真

………

坂田　瑠色

昔は違った

坂田　瑠色

ごめんがすぐにでたよな

坂田　瑠色

これが、成長かよ

笠原　悠真

瑠色…

坂田　瑠色

俺はずっと好きだった

坂田　瑠色

でも、間宮にお前が負けたのは

坂田　瑠色

あの頃と打って変わってしまった

坂田　瑠色

そのメンタルだろ

坂田　瑠色

間宮が、お前に重なったんだよ

坂田　瑠色

昔のな、

笠原　悠真

瑠色…

笠原　悠真

私、ほんとは

榎本　夏輝

笠原先輩！瑠色さん！

笠原　悠真

なっつ？

坂田　瑠色

夏輝？

榎本　夏輝

鈴ちゃんが！！

笠原　悠真

え、

医者

あとは、ゆっくりさせてあげましょう

お母さん

そんな、

医者

じきに目が覚めます

医者

最期のお別れを…

お母さん

やだっ！やだよ鈴！

笠原　悠真

鈴………

坂田　瑠色

間宮…

榎本　夏輝

鈴ちゃん

お母さん

お父さんはまだなの！？
夏輝くん！

榎本　夏輝

あ、いや俺は何も

お母さん

そう、

お母さん

私、外に行ってくるわ

バタン

笠原　悠真

いや、

笠原　悠真

いやだよ！鈴！

笠原　悠真

私っ！まだ、鈴に謝ってないもん！！！

笠原　悠真

いやだぁー！

坂田　瑠色

悠真……！

間宮　鈴

ゆ………ま

笠原　悠真

！！！

坂田　瑠色

！！

榎本　夏輝

！

笠原　悠真

鈴！

坂田　瑠色

間宮！！

間宮　鈴

ゆ…ま、

間宮　鈴

あやま…らないで

笠原　悠真

鈴っ！

間宮　鈴

私が…悪いの…

間宮　鈴

瑠色くん…が、

間宮　鈴

ほんとは、

間宮　鈴

ほんと…は。

笠原　悠真

鈴！もういいよぉ！

坂田　瑠色

喋らなくていい！

間宮　鈴

でも…

間宮　鈴

これ…だけ、は

間宮　鈴

言わなきゃいけないの！

間宮　鈴

悠真……………

間宮　鈴

ごめんね

笠原　悠真

えっ、

2日後……

鈴のお葬式が行われた

死因はもちろん

頭を強く殴打したことのショック

それでも、鈴がいなくなった実感は

わかなかった…

坂田　瑠色

あぁー！

坂田　瑠色

つっかれたぁー！

榎本　夏輝

瑠色さん！

坂田　瑠色

あぁワリィ

坂田　瑠色

でも、こうしてないとさ

坂田　瑠色

俺も狂いそうなんだ

瑠色………

榎本　夏輝

色々と、ありがとうございました

坂田　瑠色

いやぁ、お礼を言うのは俺の方だよ

榎本　夏輝

え？

坂田　瑠色

やっぱり、間宮がいなかったら

坂田　瑠色

気づいていなかったんだよなぁ

榎本　夏輝

なにが……？

坂田　瑠色

んー？

坂田　瑠色

坂田　瑠色

さぁ、

坂田　瑠色

な

坂田　瑠色

坂田　瑠色

そうだ！

坂田　瑠色

悠真！

笠原　悠真

え…？

坂田　瑠色

手紙…読んでねぇよな

笠原　悠真

手紙………、

笠原　悠真

え？なにそれ

坂田　瑠色

ま、渡してねぇから読んでるはずもねぇんだけど

榎本　夏輝

あぁ、あれか

笠原　悠真

…………？

坂田　瑠色

これ、

瑠色が渡したのは

青い封筒だった…

好きになってはいけなかった

作品ページ

次の話を読む

この作品はいかがでしたか？

333

コメント

1件

ユーザー

鈴が…༼;´༎ຶ ۝ ༎ຶ༽

RION

プロフィール

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール

テラーノベルのスクリーンショット

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

ホーム

検索

通知

本棚