前哨戦

そして私の初の任務の日、それは夏祭りの夜でした

あの人祓霊者か？

頼む！！こいつを祓ってくれ！

神社、神は霊の天敵、なのになぜここにきていたのか、

それは神社を潰すことで祓霊の拠点を潰すことにもありました

そもそも祓霊は旧世界の“ニッポン”という国の「お祓い」の進化系のようなものです

なので由来は新世界のゼパニルにあるのです

そのため祓霊関連では旧世界の言語でつけられた名前が多く、

和風な読み方、名前の祓霊技や用語が多いのです

エル様の能力がその例ですね

今は私のようなシュルファニア地方の人々が能力を多く持つので言い伝えという形でしか継承されていませんが

このように私は祓霊について猛勉強しました

先ほどの知識もその時につけたものです

知識があっても私は頭が回りませんでした

期待期待期待信頼信頼願望

市民の願いが伝わってきました

霊の爪の攻撃を受けた時の激痛は今も覚えています

焦って焦って上手く当てられなくなった時でした、

シュパン

唐突に目の前の霊物の首が飛んでいたのです

白髪の人もありがとう！！

アレンさん！！ありがとうございます！

この時の私には無理でした

人を信じるなんてこと

つい最近裏切られたばっかりですし

…んいい匂い？

そんな記憶ありましたっけ…

どこか落ち着くような香り、

いい匂いがします

大好きな香り、包まれたい匂いです