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愛紗
愛紗
丈太郎
丈太郎
愛紗
丈太郎
丈太郎
愛紗
中崎君と会ったあの日
電話番号とメッセのIDを交換した
これでSNSにアクセスしなくても
スマホで直接やり取りができる
緊張するから電話なんて滅多にしないと思うけど
話したい時にいつでもメッセのやり取りができる
恭也さんと付き合っていた頃
私は絶対に恭也さんと結婚すると思っていた
そんな恭也さんと別れたショックが大きくて
一生一人でいいと思ったこともあったけど
それでも明日夢が私のところに来ていたから
私はいつか運命の人に出会うんだと思っていた
中崎君のことを思い出してからは
あの頃の好きだった気持ちが甦ってきて
再会を果たしたあの日にはもう
完全に心を奪われ心の底から好きになっていた
愛紗
愛紗
愛紗
もう元彼のことを気にしなくてもいい
本当に好きな人に何も気にせず思いを伝えられる
それでもし答えてくれて
付き合うことができたら……
愛紗
愛紗
愛紗
そんなことを考えていたらスマホが震えた
愛紗
愛紗
愛紗
丈太郎
愛紗
丈太郎
愛紗
丈太郎
丈太郎
愛紗
丈太郎
愛紗
丈太郎
丈太郎
愛紗
愛紗
驚きすぎて心臓が止まるかと思った
どうやって告白するか迷っている時に
中崎君の方から告白してくれた
嬉しくてたまらない
愛紗
丈太郎
丈太郎
愛紗
丈太郎
愛紗
丈太郎
丈太郎
愛紗
愛紗
丈太郎
丈太郎
私の中から「好き」が溢れ出す
でも本当は
「好き」って言葉じゃ言い表せないくらい
中崎君への想いが膨らんでいた
しばらくして電話を切って
愛紗
愛紗
愛紗
一人で勝手に興奮して
愛紗
愛紗
愛紗
愛紗
波瑠
急に波瑠の顔が浮かんだ
中崎君とのこと
波瑠が知ったらどう思うかな？
恭也さんのこと
付き合っていた頃は本気で好きだと思ってた
明日夢が来てからもその気持ちは変わらないと思っていた
でも今は違う
ホテルでのことをなかったことにはできない
愛紗
愛紗
それでも
思い出すと涙が溢れる
あんなにも仲のよかった親友と
こんな風に仲違いしてしまうなんて思わなかった
恭也さんとの別れを決意した時
波瑠も理解してくれると思っていた
波瑠
愛紗
波瑠の言葉が頭から離れずに
いつまでも旋回し続けていた
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