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花結side
あれから20分ほどたっただろうか
花結
おらぁぁぁぁあ！！
その辺に落ちていた棒を拾って戦う そろそろ決着がつきそうだ
暗闇の巫
っ！！
それもただの棒じゃない
暗闇の巫
くっ…！！
ｶﾝｯ ｶﾝｯ
幽霊双剣と互角にやりあえているのだ きっと何かの力を宿しているのだろう
花結
はぁ！！
ﾊﾞｷｯ
暗闇の巫
あ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"あ"！！
よくも…小娘が…！
よくも…小娘が…！
巫の首の骨を折る
花結
っ…ﾊｧｯ…ﾊｧｯ…
花結
これで、終わりよ…！
暗闇の巫
．．．
片手を暗闇の巫の上にのせ、そしてこう唱える
花結
聖なる力よ…この者の荒れ狂う魂を浄化し、天に導きたまえ
暗闇の巫
！！
暗闇の巫
ふん…気に入らないわ…その優しさが…
暗闇の巫の体が白い光に包まれる
暗闇の巫
的確な理由があるのなら地獄に落とせただろうに…
花結
別に貴女だけが悪いわけじゃない。
だんだん光が眩しくなった
暗闇の巫
…お別れね…最後に会えて、よかった…！
巫の目に光がもどる
巫の目の色が澄んでいる
真っ黒だった服は白くなっていた
花結
じゃあね
花結
伶美
暗闇の巫
！
暗闇の巫
ありがとう
光に包まれて消えた巫の顔はとても嬉しそうだった
花結
…じゃあね。白き巫。
花結
さて、私も下に降りようか。
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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