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じいちゃん
じいちゃん
明日夢
明日夢
じいちゃん
じいちゃん
明日夢
明日夢
ルールを破っていることはわかっている
タイムマシーンを使うのは週末だけって約束した
じいちゃんが決めたルールをずっと守ってきたけど
限界だった
どうしても
俺は母ちゃんに会いたかった
会って確かめたかった
母ちゃんの気持ちを
本当に母ちゃんは幸せなのか
本当に父ちゃんと再会してよかったのか
じいちゃん
明日夢
明日夢
明日夢
明日夢
どんどん押し寄せる不安な気持ちが
涙となって溢れていた
止まらない涙にじいちゃんは驚いた顔をしていた
じいちゃん
明日夢
明日夢
明日夢
明日夢
明日夢
明日夢
明日夢
明日夢
じいちゃん
明日夢
明日夢
明日夢
明日夢
明日夢
明日夢
じいちゃん
じいちゃん
じいちゃん
明日夢
じいちゃん
明日夢
じいちゃん
じいちゃん
じいちゃん
明日夢
じいちゃん
じいちゃん
明日夢
じいちゃんかタイムマシーンのスイッチを入れる
ウィィィィィィン
ゆっくりと動き出すタイムマシーンを見ていて
母ちゃんの言葉を思い出した
愛紗
明日夢
愛紗
愛紗
愛紗
愛紗
明日夢
愛紗
愛紗
明日夢
愛紗
昔の映画やアニメに出てきたタイムマシーンの話を
楽しそうに話す姿が印象的で
愛紗
明日夢
思わず笑ってしまった
じいちゃんのタイムマシーンは
どこをどう見てもマッサージチェアにしか見えない
初めてこれがタイムマシーンだと聞かされた時
その見た目にかなり驚いた
これで未来や過去に飛べるなんて思いもしなかった
最初は使用データを取るため
実験としてじいちゃんに協力する形で使っていたけど
最近はずっと
俺の意思でタイムマシーンを使わせてもらっている
母ちゃんに会いたくて
母ちゃんと話したくて
俺は過去に飛んでいた
恋をして失恋して
父ちゃんと再会を果たした
こんなにも幸せなことはないって思っていたけど
急に不安になって落ち込んで
だから確かめたかった
改めて母ちゃんの気持ちを聞きたくなった
じいちゃん
明日夢
リモコンを腕に装着して
じいちゃんがenterキーを押す
じいちゃん
ギュィィィィィィン!!