コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
女学院
又の名を
腐女子学院
この学校のとあるクラスでは、推しは
攻めか、受けか
の戦いが起きていた。
これは受けのリーダーの話。
杏奈
受けのリーダー、杏奈は現在自分の推しの落書きを見て出るはずもない鼻血が出そうなときのように鼻を抑えていた。
杏奈
興奮した気持ちを抑えて、あたりを見渡す。
杏奈
現在、このクラスの戦いは、受けが圧倒的優先だった。
優勝が決まるのは卒業式、彼女達は世界的に自分の好きな方を流行らせる事であり、このクラスの画力はとんでもなく高かった。
杏奈
杏奈は最近その事を考えてばかりだ。
杏奈がリーダーの主な理由、それは腐女子に目覚めたのが一番早く、何と小学三年生と腐女子歴1位だからだ。
キーンコーンカーンコーン
杏奈
杏奈の周りに19人の人が集まる。
このクラスは40人、ちょうど20対20で分かれていた。
杏奈
杏奈がそう言うとみんなが授業中密かに描いていた絵を杏奈に見せる。
杏奈の役目はその絵が合格、か不合格かを決める重大な役目を持っていた。
杏奈
みずき
絵の審査は、下手な絵ではないか、攻めと受けがきちんと分かれているか、最も重要なのは、推しに愛情がこもってあるか、だ。
杏奈
結菜
結菜は慣れた手つきでカーテンを定位置にし、紙を丁寧に置く。
カシャ
杏奈
さっきの音は受け組のものではなかった。とすると……
美咲
攻め組のリーダー__美咲は見せびらかすようにSNSの投稿ボタンを押した。
杏奈
カシャ
焦っているからとてブレたりしないように、真剣に一枚の写真を撮った。
その写真をSNSに投稿する。
するとすぐに数多くのユーザーがいいねなどをしてくれる。
それぐらいこの腐女子学院、特にこのクラスは有名なのだ。
杏奈
みずき
杏奈
この話は、続くかも分からない受け組の話であった。